IELTS勉強法
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オーストラリアの中でも住みやすい街として人気の高いメルボルン。そんなメルボルンに位置するビクトリア州で最も古い名門校がメルボルン大学です。今回は、オーストラリア留学。メルボルン大学への進学条件となるIELTSスコアについてお伝えします。
メルボルン大学は、オーストラリアのビクトリア州メルボルンに1853年に創立され、オーストラリア国内ではシドニー大学に次いで二番目に古い州立大学になります。
THE世界大学ランキング(Times Higher Education)2022年では33位。オーストラリア国内では1位にランクインしているトップ大学校であり、シドニー大学、クイーンズランド大学、オーストラリア国立大学など8つの名門大学と並びグループエイトとして評されています。
メルボルン大学の特徴として挙げられるのが、メルボルンモデルと呼ばれる独自のカリキュラム。通常は学部課程であっても専門的な学びを受けることが多いですが、メルボルン大学では専門分野を深める履修科目に加え、Breadthと呼ばれる教養を高める選択科目を履修する必要があります。
基礎教養があることで、専攻とする分野を軸として広がりを持たせることができます。
例えばビジネスで広告を打ち出す際にデザイン知識があれば広い視野で戦略を練ることができます。医学関連の基礎知識が豊富であれば、関連する分野、職種に興味を広げられ自身のキャリアの幅を持たせることもできるのです。
また、社会に出た時に様々なバックグラウンドを持つ人々とコミュニケーションを取る力なども養われていきます。
メルボルン大学には、農学、建築学、文学、経済学、医科歯科健康科学などの学部があり、法学、教育学、歯学、会計学などが強みであり、人気の専攻となっています。
メルボルン大学に進学する方法としては、正規入学、日本大学からの編入、ファウンデーションコース経由などが考えられます。
正規入学の場合に必要となる英語力は、IELTS6.5以上、TOEFL iBTですと79以上が入学要件となります。入学準備プログラムとなるファウンデーションコースにおいてはIELTS6.0以上、TOEFL iBT70点以上が要件となり、正規入学よりは求められるスコアは低くなります。
メルボルン大学の学生は半数近くが留学生で、各国から優秀な学生が集まる大学でもあります。そのため、合格を手にするためにはボーダーラインギリギリではなく、満点近くを狙うことも大切ですが、試験スコアを軸とするのではなく授業を全うすることのできるアカデミックな英語力を意識しながら英語学習に励む姿勢が大切となります。
メルボルン大学では、学生が社会で活躍できるキャリアとスキルの習得に注力しているため、他大学との連携やインターンの機会も多く、国連職員、オリンピックメダリスト、オーストラリア首相、ノーベル賞受賞者など、あらゆる分野で活躍するリーダーを輩出している名門校です。求められるIELTSスコアは決して低くはありませんが、正しい英語学習を積み上げていくことで国内学習だけでも十分に狙えることができます。
帰国子女でなくても、留学経験がなくても「完璧な英語」を習得いただけます。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。