IELTS勉強法
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有給インターンシップと言い換えることもできるCo-opは、カナダ独自の就業体験プログラムで、ワーキングホリデーとは異なり30歳以上でも参加できます。今回は、カナダ就労体験プログラム。Co-op留学に必要なIELTSスコアについてお伝えします。
Co-opプログラムとは、海外学校での授業と就労体験(有給)が一緒になったカナダ独自のプログラム。前半に学校に通い専門的な知識や技術を養い、後半に専攻分野に関連した海外企業の業種で働くことになります。選択できる職種は参加するプログラムによって異なりますが、ホテル、医療事務、デジタルマーケティングなど、幅広く選択できます。
ワーキングホリデーとは異なり就労期間中は週40時間という制限があるものの、就学中も週20時間以内であれば働くことが可能となるため、費用を抑えながら就職や転職を意識した留学に挑戦したいという学生や社会人にとってはメリットとなるポイントでもあります。
プログラム参加期間は半年~2年程度となりますが、基本的に学校に通う就学期間を超えて就労期間を設けることはできません。就学期間が1年であれば、就労期間も1年以内となりますので、注意しましょう。
Co-op留学では、まず高校卒業以上が絶対条件となります。Web開発など、より専門性の高い職種になると分野経験者が追加条件とされることもありますが、高卒の次に条件となるのが英語力です。
Co-opプログラムで通うことになる学校は、あくまでも専門的な知識を身に付けることが目的であり、英語力を伸ばす語学学校ではありません。
自身が希望する職種プログラムに参加するためには、入学申請前までにいかに英語力を高めておけるかが、重要なポイントとなってくるのです。
目安となるIELTSスコアは、最低で4.5以上です。国際貿易、ビジネスマネジメントといった職種になると5.0~5.5以上、さらに6.5以上を要求される職種もあります。
語学力が条件に達していない場合には、英語力を成長させてから再度挑戦するか、現地の語学学校(ESLコース)に通うという選択になります。
ワーキングホリデーよりも長く滞在することができ、年齢上限がないCo-opは、カナダでの海外経験を国内就職や転職、キャリアアップで活かしたいと考える30歳以上の方でも挑戦が可能です。ただし、語学留学ではないということを理解し、自身が望む分野知識を身に付け働けるように、条件となる英語試験のスコア達成だけではなく、実務をこなすことのできる生きた英語力を見据えながら英語学習に励みましょう。
帰国子女でなくても、留学経験がなくても「完璧な英語」を習得いただけます。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。