IELTS勉強法
IELTS Study Tips
もともとは専門学校だったという歴史をもち、専門的かつ実践的で将来に結び付くカリキュラムを提供し、優秀な学生を輩出しているキングストン大学。今回は、イギリス留学。キングストン大学の偏差値と進学に必要なIELTSスコアについてお伝えします。
キングストン大学は、1899年に創立されたキングストン工科学校(Kingston Technical Institute)が前身。キングストン美術学校との分離、統合を重ね1992年にポリテックから大学認可を受けた研究型の国立大学になります。
メインキャンパスは緑に囲まれたサウス・ウエスト・ロンドン、キングストンアポンテムズのテムズ川の近くに位置しています。シティーセンターや最寄り駅のキングストンからも徒歩圏内と利便性も良く、ロンドン内でも治安良好と評されており、日本人でも安心して過ごすことのできる環境が整っていると言えます。
ロンドンにキャンパスを構える大学としては留学生割合が少なめとなりますので、現地色の強い大学への進学を希望する学生には適しています。
キングストン大学で学べる分野は、建築学、演劇、ジャーナリズム、アート&デザイン、経営学、犯罪学、心理学、社会科学、教育学、看護、作業療法士、航空宇宙工学、生物科学、バイオメディカルサイエンス、スポーツ科学など、多様なコースが用意されています。
強みとしている学科は、ファッション、グラフィック・デザイン、MBA、ジャーナリズムなどが挙げられます。
キングストン大学はQS世界大学ランキング2023で601-650位にランクインしています。一見、順位が低いようにも感じられますが、世界の大学数から見ると決して順位が低いということはなく、教育レベルが高い大学ということが分かります。
また、イギリス大学には偏差値という概念がないため、難易度を偏差値で現すことはできませんが、同じく601-650位に入っている日本大学は、岐阜大学、金沢大学、岡山大学、大阪市立大学となるため、おおよその難易度を知る一つの手がかりとすると良いでしょう。
そして、直接進学で必要となる最低IELTSスコアは6.0以上、ファウンデーションコースの場合には4.5以上が入学条件とされることが多くなります。
実践的なカリキュラムで卒業後のキャリアに結び付く力を蓄えることのできるキングストン大学への進学にはIELTS6.0以上が必要となります。
進学後にはスコアではなく、実用的かつアカデミックな英語力が要求されることになりますので、試験に特化した英語力ではなく実力を伸ばしていける勉強方法を取り入れながら学習に励みましょう。
帰国子女でなくても、留学経験がなくても「完璧な英語」を習得いただけます。
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