ライス大学の偏差値と進学に必要となるIELTSスコア

ライス大学の偏差値と進学に必要となるIELTSスコア

 
ライス大学（Rice University）は、アメリカ合衆国テキサス州ヒューストンに本拠地を置く私立の研究型大学です。学部教育に力を注いでおり、少数精鋭での講義・研究スタイルが特徴的です。今回は、ライス大学の偏差値と進学に必要となるIELTSスコアについてお伝えします。
 

ライス大学の特徴

 
ライス大学は、1912年にWilliam Marsh Rice氏の寄付によって設立された私立大学です。
また、宇宙科学専門学科を最初に取り入れた大学としても有名で、NASAとの連携プロジェクトにも関与しています。学生や研究者たちはNASAとの宇宙ミッションに参加したり、NASAの施設での研究に携わったりすることができるため、人気の高い大学となります。
 
米国トップクラスの学科を多く擁するライス大学で学べる分野は、建築学部・経営学部・工学部・人文科学部・音楽学部・自然科学部・社会科学部など、あらゆる分野を網羅しています。
 
ライス大学では、開校当初から少人数制を採用しており、学生と教員の比率はわずか6対1となっており、教育水準を向上させるためには学生数を制限する必要があるといった、信念に基づいてクラス分けされています。そして、現在でもこの少人数制を維持しており、学生と教員との距離が近いため、教員とのコミュニケーションも生まれやすく、学生がより効果的に学びやすい環境が整えられているのです。
 

ライス大学の偏差値と進学に必要となるIELTSスコア

 
アメリカの大学には偏差値という概念がないため、大学ランキングで日本大学と比較し、難易度について見てみましょう。
 
ライス大学はQS世界大学ランキング2024で145位にランクインしています。
日本の大学で近しい順位は、東北大学113位、九州大学164位、名古屋大学176位となるため、教育水準が高いことが分かります。
 
そして、直接進学で必要となる最低IELTSスコアは7.0、TOEFL iBTは100点以上となります。
コミュニティカレッジからの編入をする進学ルートもありますが、英語力を含め進学基準を満たさなければなりませんので、しっかりと語学力・学術レベルの向上を目指すことでチャンスを掴みやすい状況にもなります。
 

まとめ

 
アメリカには数多くの有名校が設立されています。そのこともあり、様々な国々の生徒が集まるため、その学友とのつながりも海外留学を経験するメリットとなるでしょう。
そして、高いレベルの教育を受け、日本では感じられない価値観などを味わうことで人間性のレベルアップを図ることも可能です。
 
ただし、進学後には高度かつアカデミックな英語力が必要となりますので、試験対策に特化した英語学習ではなく、実用的な英語力習得に主軸をおいた英語学習に励むことが大切となります。