IELTS勉強法
IELTS Study Tips
目次
IELTS(International English Language Testing System)とは、アメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、カナダなどの英語圏の国々への留学、就労もしくは移住を目指す人々の英語力を測る英語試験です。
受験者の目的によって、IELTSアカデミックとIELTSジェネラル・トレーニングの2つの試験タイプに分かれており、いずれも4種類の英語スキル(リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング)が必要とされます。
30年以上の歴史を持ちながら毎年350万人を超える受験者がおり、数ある英語試験の中でもIELTSは認知度・信頼度が高い試験だと言えます。
前述した通り、IELTSでは受験者の目的にあわせて2つの試験タイプが設けられています。
どちらのタイプを選択するべきなのかは個人によって異なるため、受験前に成績を提出する先(移民局や大学など)にどちらの試験タイプの受験が必要かを確認しておきましょう。
アカデミックモジュールは、大学の学部生や院生として留学することが目的の方や、公的な機関への申請時の証明を目的とする方のためのテストです。
いずれもオフィシャルな英語能力の証明を目的として使用されるため、試験内容は大学や公的機関に認められるレベルとしてふさわしい内容を含んでいます。
ジェネラルトレーニングモジュールでは、日常生活で使用される実践的な英語力を測定します。
こちらの試験形態は、中等教育や一部大学への入学時に発行される学生ビザの申請、もしくは英語圏への移住に必要なビザ申請のために求められる場合があります。
どちらの形態でも英語学習における主要な4技能をテストしますが、ジェネラルトレーニングモジュールでは一般的な興味に基づく内容の比重が大きいことが特徴的です。
留学や移住の際の英語能力証明として使用される IELTSとTOEFLですが、以下のような違いがあります。
①アメリカ英語とイギリス英語
TOEFLの発祥地がアメリカである一方、IELTSは発祥地がイギリスのテストです。
そのため、基本的にはTOEFLではアメリカ英語、IELTSではイギリス英語が使用されています。
この違いが最も顕著になる点は、イギリスとアメリカ間でスペリングが異なる単語の表記です。(例えば、「色」はアメリカ英語でcolor、イギリス英語でcolourと表記されます。)
ライティングの分野ではアメリカ英語、イギリス英語のどちらでも正解となりますが、リーディングの分野でこれらの違いに戸惑ってしまう場合があるので気をつけましょう。
以前は両者の発音の違いからリスニングへの影響もありましたが、現在はどちらの試験でも様々な国の発音による音声が使用されているため、複数の発音の癖に慣れておくと良いでしょう。
②スピーキングテストの形態
IELTSではスピーキングテストの形式を対面かオンラインか選ぶことができる一方で、TOEFLではオンラインの吹き込み形式の試験のみが設けられています。
IELTSのスピーキングテストを対面で受ける際には、面接官との会話のなかで表現の自然さや流暢さを測られる一方で、TOEFLでは英語での回答に集中して答えるテスト形式の英語力が測られます。
TOEFLとIELTSはどっちを受験するのがベスト?難易度など違いを比較!
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IELTSでチェックされる技能は、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4技能です。
オーバーオール(合計)で目標点に達するためには4技能すべてをバランスよく得点する必要があるため、それぞれのセクションで求められている採点基準を確認しておきましょう。
IELTSのリスニングは、リスニング音声を聞く試験時間が30分とマーク転記の時間が10分の合計40分間の試験です。
出題される問題数は合計で40問あり、全体は4つのセクションから構成されます。
4つのセクションは以下の通りです。
Section 1: 2人の登場人物による日常的な会話
(例)予約の手続き、問い合わせ
Section 2: 1人の人物による日常生活に関する説明
(例)ツアーや施設の案内
Section 3: 複数人の人物による議論などの学術的な会話
(例)賛成、反対の意見を出し合う学生のディスカッション
Section 4:1人の人物による 学術的な講義
(例)テクノロジーや環境問題、生物学など学術的な内容の講義
IELTSのリーディングは合計60分の試験時間で、計40問の問題が3つのセクションに分けられています。
セクションが進むごとに文章が長くなることが多いですが、各セクションに決まった問題形式はなく、すべてのセクションが大きく分けて10個の問題タイプに分類されます。
10個の問題タイプは以下の通りです。
①図を完成させる問題
②要約を完成させる問題
③メモや表、フローチャートを完成させる問題
④文を完成させる問題
⑤複数の選択肢から選ぶ問題
⑥情報や筆者の主張を特定する問題
⑦特徴を組み合わせる問題
⑧段落の見出しを選ぶ問題
⑨情報を組み合わせる問題
⑩文の前半と後半を組み合わせる問題
IELTSのライティングは、試験時間60分で2つのタスクに回答します。
2つのタスクは以下の通りです。
タスク1:グラフや図表などのデータを分析し、説明する
タスク2:与えられたタイトルの主張や議論について、自分の意見を述べる
タスク1では150words以上、タスク2では250words以上という語数指定があります。
ライティングの評価基準には主に話の一貫性やまとまり、語彙力、文法知識や文法の正確さがあり、これらをもとに1〜9までの範囲で0.5刻みのスコアが与えられます。
IELTSのスピーキングは、オンラインもしくは対面で11〜14分間行われます。
オンラインでは吹き込み形式で、対面では試験管と1対1の面接の形式で行われ、全体は3つのセクションで構成されています。
3つのセクションは以下の通りです。
Section1:自己紹介と身近なトピックに関する簡単な質問回答
Section2:カードに記載されたテーマに対する自身の体験や考えを伝える
Section3:セクション2で答えた内容に関連した質問に沿って、ディスカッションを行う
スピーキングの評価基準には主に流暢さや話の一貫性、語彙力、文法力や発音の正確さがあり、これらをもとに1〜9までの範囲で0.5刻みのスコアが与えられます。
短期間での目標達成を目指している方は、受験当日までの時間を最大限有効に活用したいですよね。
ここでは、短期間集中の学習時には避けたい学習方法をご紹介します。
勉強の予定を立てているときに「週末は最低でも5時間は勉強しよう」などと、学習時間を目標として設定している方も多いのではないでしょうか。
長時間の勉強時間を目標として設定すること自体は悪いことではありませんが、「長時間勉強する」という手段自体が目的となってしまっている場合は望ましくありません。
勉強時間の目標達成のためにがむしゃらに勉強して過ごすのはなく、適宜休憩をとりながらある程度の集中力を保って取り組むことが大切です。
どうしても時間の目標も立てておきたい場合には、その日に終わらせたいタスクを先に洗い出し、それらに取り組む時間を大まかに割り当てるようにすると、効率的かつ実践しやすい目標設定が可能になります。
個人の予定によって学習に使える時間は異なるため、次回の受験予定までの期間と目標を照らし合わせて計画を立てておく必要があります。
自分が学習にあてられる時間のなかで、各分野にどのように時間を分配するかによってスコアは左右されます。
試験の直前になって焦ることがないよう、ある程度余裕を持って学習計画を立てておきましょう。
実現性の高い計画を立てるためには、大まかな計画を作ってから具体的な計画を入れていくことをおすすめします。
模試を解き終わって丸つけをした後、それらを解きっぱなしにしてしまっている方もいるのではないでしょうか。
解きっぱなしでは間違えてしまった問題から分析できる改善点を次回に生かせないので、丸つけ後はしっかり見直しを行いましょう。
例えばリーディングでは、知らなかった単語やフレーズの意味を確認しながら内容を口に出して音読したり、リスニングであれば音読とシャドーイングを行うことができます。
この際に間違い直し用のノートを用意しておくと、自分の苦手な分野をぱっと見返せる便利なノートを作成できるので、ぜひ活用してみてください。
ついつい複数の参考書を買ってしまう方もいると思いますが、短期対策の場合であれば参考書の数を絞ることをおすすめします。
複数の参考書を浅くやるよりは、特定の参考書を使い続けて完璧にした方が勉強効率が上がります。
なぜかというと、その参考書を周回して取り組んでいるうちに自分の苦手分野を発見することができ、それらにマーカーやふせんで印をつけておくことで自分の苦手対策に特化した参考書になるからです。
では、最低限用意しておくと良い参考書や問題集は何かというと、IELTS特化の単語帳、自分にあった文法書、IELTS公式の問題集の3冊です。
文法書は、見返しやすいものであればIELTSに特化したものではなくても問題ありませんので、ぜひお気に入りの一冊を見つけてみてください。
ここまでは短期集中の学習では避けておきたい対策方法をご紹介しましたが、逆に効果的な学習法も気になるのではないでしょうか。
これからIELTS対策を始める方や、今のIELTS勉強法が合っているかどうか迷っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
IELTSのような英語能力試験で必要とされるのは、やはりすべての基盤となる英文法力と語彙力です。
英文法は最低でも中学3年生までの範囲を復習し、基本的な文で使用される文法はしっかりと頭に入れておきましょう。
また、IELTSに頻出する単語はおよそ3000語ほどと言われているので、IELTS用の単語帳を活用して語彙力を補強しましょう。
単語力が一定の基準まで伸びると、スコアの成長幅がぐっと大きくなりますよ。
IELTSのように問題形式がある程度定まっている試験においては、本番の形式に即した問題を解いた経験があることが大きなアドバンテージになります。
日本でIELTSを運営している会社は複数ありますので、いずれかの会社から出版されている公式の問題集を購入し、周回して解きましょう。
また、問題を解いた後の間違い直しがかなり重要になるので、解説がついている場合はそちらにもじっくり目を通しましょう。
IELTSの試験対策のなかでは、とくにライティングとスピーキングの分野は独学での学習が難しいといわれています。
IELTSはネイティブ基準で日常的な英語力を測定するテストなので、闇雲にエッセイをこなしたとしても覚えている表現が間違っていたら意味をなしません。
独学でひたすらエッセイを書く練習では、ライティング時の悪い癖や文法の誤り、そして新たな表現の知識を得ることが難しいですよね。
そのため、自分のエッセイを添削してくれる人を見つけ、間違いの指摘やフィードバックを得る機会を通してライティングの技術を上げていくことをおすすめします。
短期間でのスコアアップを狙う場合は、休憩時間であっても有効的に活用したいものです。
ユーチューブで聞き流し英語の動画を流したり、英会話に関連する動画を視聴することはもちろん、ある程度英語に慣れてきた方にはBBC(イギリスの公営ニュース)やTed(さまざまなタイトルの講演が見れるツール)を聞くこともおすすめします。
また、趣味がてらに洋画を視聴したり、洋楽を聞くことも有効な隙間時間の利用方法です。
ぼんやりと聞き流すのではなく、「英語を聞く」という意識を持って耳を傾けてみてください。
短期間での目標スコア達成を目指したいものの、現在の勉強方法に不安があったり、1人で勉強を継続できるかが不安な方には短期集中講座がおすすめです。
IELTSに対応している講座の選択肢は複数あり、料金やサポート内容も会社によってさまざまです。
複数の講座の情報を集めて比較し、自分のニーズやライフバランスに合っている講座を選びましょう。
ここからは、短期間で行える4技能別の練習方法をご紹介します。
とにかく数をこなす練習から、より実りのある学習へと成長させるため、各セクションで使えるようになっておきたい技術とその練習法をセットでお伝えするので、どちらも心に留めながら実際の学習に活かしてほしいと思います。
リーディングは時間との勝負になるため、すべてのパッセージを一語一句精読することはできません。
そのため、リーディングで高得点を目指したい場合は、速読スキルが必須になります。
速読する際の代表的な方法はスキャニングとスキミングの2つが主流であり、これらを場面ごとに切り替えて使うことが求められます。
ここではスキャニングとスキミングの特徴と、短期間の練習でも実践できる3ステップの方法をご紹介します。
①スキャニング
キーワードを見つけるため目を動かして特定する
②スキミング
パッセージの大まかな意味を把握するためざっと読む
この2つを習得するため、実践パターンを知っておきましょう。
ステップ1:全体をスキミングし、パッセージの概要を把握する
ステップ2:設問の種類を確認する
ステップ3:段落に合う見出しを選ぶ問題ならスキミング、他の種類の問題ならスキャニングでキーワードを見つける
この方法を意識しながら、公式問題集などを使って類題に繰り返し取り組んでください。
それらを解く際には、解き終わるまでにかかった時間を計測しておき、本番を想定した時間配分に慣れておきましょう。
短期間でリスニングの得点を伸ばす方法としては、「形式を知り、慣れる」ことが最も効果的です。
まず、IELTSのリスニングテストは大きく分けて6つの問題タイプに分かれており、それらを知り心の準備をしておくことが必要です。
①フォーム、メモ、表、要約などを完成させる問題
②単語当てはめて文を完成させる問題
③質問に対して制限内の語数で答える問題
④マッチングする選択肢を選ぶ問題
⑤複数の選択肢から選ぶ問題
⑥プラン表や地図、図を完成させる問題
いずれの形式でもディストラクターと呼ばれるひっかけの単語が混ぜられているので、公式問題集などの問題を繰り返し聞いて英語に耳を慣らしておきましょう。
また、IELTSの音声はさまざまな国のアクセントが混合して出題されるため、アメリカ英語やイギリス英語以外にも慣れておきましょう。
とにかく英語の音声に触れる機会を増やすのはもちろんですが、シャドーイング(英文の音声をすぐ追いかけて発音する練習法)を通して、ネイティブのスピード感になれておくことも短期間の対策としておすすめです。
ライティングは短期間での大幅なスコアアップが難しいセクションですが、適切な時間内で取り組んだエッセイを添削してもらい、その間違いを次に活かすことが最も近道の勉強法です。
とくにIELTSはライティングが2題構成になっており、それぞれの回答時間を自分で管理する必要があるので、事前の練習で感覚を掴んでおかないとでは書き終われないまま中断されてしまうというトラブルが起きる可能性があります。
信頼できる添削者(学校の先生や英会話の先生など)を見つけて、少なくとも5題ほどは添削をお願いしましょう。
また、添削で見つかったミスは次回に活かせるように、ノートなどに記録しておきましょう。
スピーキングにおける短期間の練習としては、少なくとも1日1題はスピーキングの練習をすることと、頻出のトピックに関係する単語やフレーズの対策をしておくことが挙げられます。
毎日の練習では、話している途中に黙ってしまわないことを意識し、会話を自然にするフレーズなどを積極的に使うようにしましょう。
また、頻出トピックに対してのアイディアや単語などは、トピックごとにマインドマップを作成して対策しておくと見返した時に便利です。
可能であれば、講座などで対人のスピーキング練習をする時間をとることをおすすめします。
講座は一人では学習が継続できない方や、効果的な学習習慣の作り方がわからない方にうってつけの対策法です。
講座と一口に言っても、英会話スクールの形態やコーチングの形態をとるスクールなど種類はさまざまで、各団体が設けている対策プログラムにも個性があります。
自分自身の希望にあった講座を受けるためには、各講座の特徴やカリキュラムの情報を集めて比較することが必須です。
ここでは、IELTS対策におすすめしたい個性豊かな講座を6つご紹介します。
ブリティッシュ・カウンシルは、「IELTS」の日本での共同運営機関です。
ブリティッシュ・カウンシルが提供しているIELTS対策のコースでは、IELTS指導において豊富な知識と経験を持つネイティブスピーカーが講師を担当し、各セクションに対しての正しい対策法を学ぶことができます。
ブリティッシュ・カウンシルの講師は、CETLAやTESOLといった国際英語教授資格を取得しており、さらには平均して10年以上の英語教育経験がある英語教育のプロたちが揃っています。
なかにはIELTSスピーキング試験の試験官経験がある講師も在籍しており、試験官の目線から目標スコアに到達するための戦略を学ぶことができます。
IELTS対策のコースは、固定スケジュールで教室に通う対面型と、グループもしくは個別の指導が受けられるオンライン型の2種類があります。
「IELTS Coachオンラインコース」では、週30のレッスンのなかから自分の苦手に合わせて選択できる自由予約のシステムをとっており、学びたいセクションに集中して受講することも可能です。
プログリット(PROGRIT)は、一人ずつの目標に合わせてカスタムされたカリキュラムと専属コンサルタントによる毎日のサポートで、短期集中で英語力習得を目指すコンサルティングプログラムです。
プログリットが提供する「TOEFL iBT®/IELTS コース」では、2〜3ヶ月の短期集中でIELTSの目標スコア到達を目指すことができます。
こちらのプログラムはIELTS関連の著書を執筆している嶋津幸樹氏監修のカリキュラムがベースとなっており、IELTS対策に特化しながらもその後の英語力の根本となるような指導が行われています。
専属コンサルタントが音声での添削や面談を通して毎日の学習をサポートしてくれるため、一人では継続が難しい方には特におすすめの講座です。
トライズ(TORAIZ)の「IELTS対策コース」は、3ヶ月間でIELTSスコアを上げるための短期集中型プログラムです。
こちらのプログラムでは、専属のコンサルタントとネイティブコーチのサポートによって、週3回のレッスンを含んだ1日3時間の学習に取り組むように目標設定がされています。
こちらのカリキュラムは、IELTSで必要とされる4技能のすべてを網羅した内容となっており、多岐にわたるIELTS対策の教材から自分に合わせたオーダーメイドのプランを提案してくれます。
独学で点数が伸び悩んでいる方や、どこから学習を始めていいかわからないIELTS初心者の方におすすめの講座です。
ベストティーチャー(Best teacher)は、ライティングとスピーキングを結びつけた4ステップの指導法が特徴的なオンライン英会話です。
初めのステップではテーマに沿ったライティングを講師との会話形式で行い、次のステップで英作文の添削を受けます。
正しい表現を確認した後は、システムに沿ってリーディングやリスニングを鍛えるトレーニングのフェーズを行い、最後に添削した英文をテキストとして英会話のレッスンを受講します。
このステップを繰り返すだけでも4技能、特に多くの日本人受験者が苦手とするスピーキングとライティングの練習をすることが可能です。
また、月ごとの定額制でレッスンが受け放題なので、自分のやる気や学習進度に合わせて効率的に受講することができます。
IELTSを共同運営するIDP監修のオリジナル問題が123問も用意されているため、IELTSの形式に慣れておきたい方にはうってつけの講座です。
「バークレーハウス」では、IELTSを熟知した日本人講師とネイティブ講師のいずれかをレッスンごとに選択できるシステムを設けています。
そのため、「ネイティブ講師との授業では緊張してしまう…。」「日本人講師との授業で慣れてからネイティブ講師の授業を受けたい!」など、一人ひとりの希望によってIELTS対策を進めることができます。
特に、IELTS講師の間でも権威のあるIELTS満点保持者の正木伶弥先生をはじめとして、IELTS対策のプロ講師によるオンライングループレッスンを1ヶ月ごとに受講でき、自分の学習進度に合わせて受講期間を選択可能です。
また、学生や社会人などそれぞれのライフスタイルに合わせて対面授業とオンラインを組み合わせて受講できるため、フレキシブルに授業計画を立てたい方におすすめです。
リバティ(LIBERTY)は、TOEFL iBT/ITPやIELTS、TOEICといった英語試験の対策に定評のある英語学校です。
リバティで設けられているプログラムの特徴としては、英語を第二言語とする人への英語指導法として名高いTESOL教育を、「グラマーテーブル」というメソッドを通して身につけられる点が挙げられます。
「グラマーテーブル」を習得することで文法の構造や規則の理解を深めることができ、根本的な英語知識の定着を通して4技能すべてを短期間で磨き上げます。
通学、オンラインのどちらにも対応している上、自分のペースで受講できるオンデマンド配信のオンラインコースも設けられているので、自分のライフスタイルに合わせた受講方法をとることができます。
文法や語法をしっかり身につけたいという方におすすめの講座です。
IELTSの対策講座を選ぶ際、ほとんどの講座がよく見えてしまいがちでどうしても決めかねてしまうのではないでしょうか。
ここでは、短期集中講座を選ぶときの判断基準をいくつかのポイントに分けてご説明します。
まず気になるのは料金やサービスの内容が、自分の希望にあっているかどうかという点です。
特に、サービスが手厚いコーチング式の講座は受講料が高くなる傾向にあるため、予算によって選択肢が絞られることもあるでしょう。
いずれも検討している講座のサイトをよく調べて、料金やサービス内容に納得できそうかを吟味しましょう。
とくに短期集中でIELTS対策をしたい際は、自分が集中できる受講スタイルを見つける必要があります。
通学して対面授業に毎日出席することで習慣を身につけたいという方がいれば、自発的に学習に取り組めるのでオンラインの受講の方があっているという方もいます。
短期集中型の学習は、モチベーションと集中力がどれくらい持続するかという点が大事になってくるので、自分のライフスタイルにあった講座を選択しましょう。
IELTS対策のために講座を受講する最大の理由は、独学では十分な対策が難しい分野をカバーしてもらうためですよね。
わざわざ料金を支払って授業を受けるので、支払った分の対価としてオリジナリティのある効果的な指導を受けたいものです。
しかし、高い料金を支払ったとしてもカリキュラムや教材に独自性がなく、費用に見合った効果が得られない場合もあります。
そのような失敗を防ぐため、気になる講座の独自の強みはしっかり調査しておきましょう。
信頼度の高い講座ほど、受講者の成功例や成績の実績を公表していることが多いです。
生徒のスコアアップの実例や、IELTSの結果を提出した受験での合格率、講座を受講した生徒の体験談や感想などをウェブサイトで紹介しているスクールは、今までの指導で実績を残してきているという自信を持っていると言えるでしょう。
また講座によっては、スコアアップとして結果が出なければ、返金対応や講座期間延長という保証がある場合もあるので、それらも選択する際の参考にしましょう。
いかがだったでしょうか。
この記事では、短期集中でもIELTSのスコアを伸ばす方法をさまざまな角度からご紹介しました。
IELTSの試験の特徴をしっかり把握したうえで、自分の学習スタイルや日常生活にあわせた学習方法を確立してくださいね。
みなさんがIELTS本番で目標スコアに到達できることを祈っております。
Kre25
日本の高校を卒業した後、オーストラリアの大学に正規留学生として進学しました。 その経験を活かし、現海外大学や英語能力試験に関する記事を執筆しています。純ジャパならではの英語学習に対する困難を経験してきたので、読者の方の目線に立った記事づくりを心掛けております。