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日本語と英語には「距離」がある

2019/02/27

英語を習得していると言える日本人はいまだ少数です。対して、外国には第二外国語として英語を習得している方がたくさんいます。日本人の英語理解を妨げていると考えられるのが英語・日本語間の「距離」です。こちらでは、言語間の距離についてお話しします。

言語間の距離

発音や文法構造などいくつかの要素を比較した際に、ある二言語の間に類似性を見出せることがあります。例えば、英語とドイツ語が似ていると感じたことはないでしょうか。あるいは、日本語と英語の間に大きな違いを感じたことがある方がいるかもしれません。

言語における研究ではこの類似性、違いを「距離」で表しています。二言語が似ているほど距離が近く、違いが大きいほど遠いと言えます。ここで言う距離は、言語が話されている地域間の物理的な距離とは必ずしも関係ありません。

多くの方が日本語と英語の間に違いを感じているように、日本語と英語の間には大きな距離があると考えられています。文字表記、文法構造、発音など、要素をひとつひとつ比較しても似ている部分が見当たりません。

さらに、言語間の距離が遠ければ、習得の難易度も上がります。したがって、日本人にとって英語習得が難しいのは、自然なことなのです。同様に、英語のネイティブスピーカーが日本語を習得するのも非常に難しいことです。

日本語は「孤立した言語」と言えるため、はっきりとした類似性を認められる言語はありません。そのため、日本人は言語習得において苦労します。一方で、韓国語や中国語には文法や文字表示において比較的多くの共通点が見つかっています。

英語は日本語で置き換えられない

上述したとおり、英語と日本語は遠い距離を隔てた二言語です。両者は単語や発音といった表面的なものだけではなく、構造そのものから異なります。これが、日本人の英語理解を妨げている最大の要因です。

英語と日本語ほどの距離があると、意味を置き換えることができません。今日は和訳や英訳が当たり前のように行われていますが、スムーズに訳せる例は少ないでしょう。多くの場合は、どこかに無理が生じています。

英語に日本語訳をつけること自体は悪いことではありませんが、原文の意味を100%くみ取れるとは限りません。本来は、互いの意味を置き換えることが難しいのです。可能な限り、英語は英語として理解する必要があります。

英語に“無理やり”日本語を当てはめる日本式教育

言語間の距離が遠いとはいえ、日本の子供たちには長い時間をかけた英語教育が実施されます。しかし、日本の英語レベルは先進国の中でも低い位置にとどまっています。この状況は長らく変わっていません。

日本で古くから採用されている英語教育には、そもそも英語・日本語間の距離、言語としての構造の違いが考慮されていません。日本の英語教育では、英語学習は「日本語式のルールに無理やり当てはめた英文法を覚えること」と考えられています。「文法の詰め込み暗記」が、英語習得の近道とされてきました。

もちろん、小中学校の試験で高得点を獲得するだけであればそうした学習も間違いではありません。しかし、試験の結果が優秀だったとしても英語の本質を理解していないため、海外でいざ英語を使う環境に立たされると「英語を習得していない事実」に直面してしまいます。また、国内でも名門大学や大学院では英語の本質的な理解が求められます。

早い段階で日本式の英語教育から抜け出し、英語の構造を理解しておくと英語習得が楽になります。Listening/Speaking/Reading/Writingのすべてに関わるため、本来であれば英語の構造理解は「核」と言える部分です。

日本人の得意分野もある

日本式の英語教育もすべてが無駄というわけではありません。単語力、熟語力の反復学習は全体的な英語力を底上げします。加えて多くの日本人は、コツコツと積み上げる反復学習が得意だといわれています。

英語の構造を理解したうえで単語力・熟語力が伴えば、大きな武器になるはずです。海外の大学で求められるアカデミックな英語は、ベースに豊富なボキャブラリーが必要とされます。知っている単語の幅が広がると、日常会話もバラエティー豊かになるでしょう。

概念的な理解が主となる英語の構造学習に対し、単語や熟語に時間をかけた反復学習が求められる分野です。こうした学習が得意な点は、英語学習において日本人の大きな強みと言えます。生来の特性に関して悲観的になることはありません。

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言語間の距離について理解し、英語の構造をあらかじめ把握しておくと実践的な英語が身に付きます。Libertyでは、日本語の構造に当てはめず英語を英語として理解できる「藤川メソッド」をベースにした英語教育を実施しています。これまで多くの方から「英語の本質が理解できた」「目から鱗が落ちた」といった高評価をいただいてきました。英語力を飛躍的に向上できる英語塾をお探しの方、国内外の名門大学・大学院に通用する英語力を身に着けたい方はぜひお問合せください。

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