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前回のあらすじ
LIBERTY ENGLISH ACADEMYの体験授業に潜入させてもらった帰国子女東大生の井形 仁。
そこで知ったのは、日本人が学んでいる英語が「Broken English」であるというとんでもない事実だった・・・
「『動詞 = Verb』ではない」
「日本人が学んでいる英語は、そもそも英語圏のエリートが学んでいる英語と根本的に違うもの。有り体に言ってしまえば、『Broken English』なんです」
日本人の英語はBroken English。この衝撃的な言葉に、僕も、周りの受講生も明らかに動揺しています。
しかし、そこまで言う必要があるのかと。確かに、英語圏の多数派の子どものように、ネイティブの両親から直接手ほどきを受ける機会はほとんどないかもしれない。穴あき問題や並び替えばかりかもしれない。ただ、それは「教え方」の問題であって、「英語そのもの」が異なるというわけではないのでは・・・?
「日本の英語教育の最大の盲点。それは、日本語の文法のコンテクストで、英語を教えてしまうことだと思っています」
「例えばVerbという概念。皆さん、学校でVerbは動詞のことだって習いませんでしたか?そう習わなかったっていう人がいれば、手を挙げてください」
誰も手を挙げなかった。いや、質問の意味がわからなかった、という方が正しいのかもしれません。それだけ「Verb = 動詞」という自動変換が、この場にいる全員の頭の中で作用していたのでしょう。
「そうですよね。私の知る限り、日本の学校では英語教師でさえ『Verb = 動詞』だと言っています。しかし『Verb = 動詞』という構図を受け入れ続ける限り、あなたの英語は日本人のBroken Englishの範疇に留まってしまいます。」
「イギリスのノーベル賞受賞作家にRudyard Kiplingという人がいます。これはそんな彼の言葉ですが、
East is East.
West is West.
Never the twain shall meet.
というものです。『東は東、西は西、両者は決して交わらない』ということですが、私はこれが、英語と日本語の関係にも当てはまると思っています。
英語は、英語の概念でしか理解できないんです。もう一度言います。『Verb = 動詞』という考え方をし続ける限り、あなたの英語は日本人のBroken Englishです」
帰国子女を名乗るの、しばらくやめようかなあ・・・と思った瞬間でした(笑) この段階では、僕でさえ「英語のVerbと日本語の動詞の違いって何かあるっけ?」という感じでしたので。
次回はいよいよ、藤川先生の考える英語と日本語の構造の違い、そして英語理解の核となるキーワードについてです!
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