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高校受験英語の勉強法

High School Entrance Examination Study Tips

高校受験の英語で点数を取るには?技能別の勉強方法や対策まで徹底調査!

2024/02/07


高校受験の英語を勉強しているのに、伸び悩んでいると不安を抱えていませんか。高校受験の英語はそれ程覚えることは多くありませんが、勉強法を間違えるとなかなか点数に結びつきません。
 
この記事では、高校受験で志望校に合格するための勉強法や対策を調査して紹介していきます。
 

高校受験の英語とは?

 

 
高校受験の英語は都道府県によって少し違いはありますが、基本的には同じです。
 
1.リスニング
2.英作文
3.英文法・語彙
4.長文読解
 
この4つによって構成されています。場合によってはスピーキングも必要ですが、基本的にこの4つの分野に対してそれぞれ対策を講じて勉強をすれば、効果的に点数を上げられます。
 
しかし、それぞれ満遍なく勉強をするのは非効率です。また、適切な勉強法でなければ合格はできません。
 
この記事では点数に直結する勉強法を詳しく紹介していくので、読み進めてください。
 

高校受験までのスケジュール

 
高校受験で合格するためには、スケジュール設定が大切です。
 
まず中学1~2年生の間は、定期テストに集中して勉強すれば良いでしょう。定期テストは英単語や文法など基礎的な内容が多いので、理解できていれば十分といえるでしょう。
 
また、内申は高校受験にも影響を与えるので、定期テストに集中して勉強するのが有効です。
 
中学3年生の夏までは部活動や課外活動で忙しくなります。そのため、この間は英単語や文法などを暗記するのがおすすめです。単語カードを利用して通学や休憩の時間に1つ1つ覚えていきます。可能であれば、長文問題も始めてみると良いでしょう。
 
中学3年生の9月以降は本格的に受験勉強のスタートです。夏までに英単語や文法をマスターできていれば、長文読解や英作文、リスニングなどに取り組んでいきます。
 
一通り問題集を解いて理解が深まれば、過去問を解いてみましょう。
 
なお、長文読解やリスニングは慣れるのに時間がかかるので、基礎が出来上がればすぐにスタートすると受験に間に合わなくなるリスクを下げられます。
 

時期 おすすめの勉強
中学1~2年生 定期テストに集中して勉強する
中学3年生の夏まで 英単語や文法など基礎部分を徹底的に覚える
中学3年生の9月以降 長文読解や英作文、リスニングなどに取り組んでいく

 

英語の点数を上げるポイント

 
英語の点数を上げる勉強法は、基礎からしっかりと固めていくことです。
 
英語は積み上げ教科なので、ベースができていないと先に進むことは難しいです。例えば、知っている英単語が少なければ、長文読解問題を解くことはできません。
 
そのため、面倒に感じても基礎から1つずつ勉強を進めていくのが、実は英語の点数を上げる近道です。
 
高校受験英語を効率的に勉強するおすすめの順番は以下の通りです。
 
1.英単語の暗記
2.英文法を覚える
3.長文読解をする
4.リスニングを聴く
 
詳しい勉強法は別の章で紹介していきますので、まずは英語の点数を上げるポイントを把握してください。
 

高校受験の英語で出題される内容

 

 
高校受験の英語で出題される内容は、基本的に決まっています。その内容を把握して対策を講じれば良いでしょう。
 
ここでは一般的な配点例とそれぞれの内容について解説していきます。
 

リスニング

 
高校受験のリスニングは、100点満点中15~20点程度です。5分の1を占めるので、決して無視できない配点といえるでしょう。
 
内容は音声に当てはまるイラストを選ぶ問題や短い対話文や長文を聴いて質問の答えに該当する選択肢を選ぶものなどです。
 
普段から英語の音声に触れる機会を作って、英語を英語のまま理解できるように練習しておきましょう。
 

配点の目安 100点満点中15~20点程度
出題内容 ・音声に当てはまるイラストを選ぶ問題
・短い対話文や長文を聴いて質問の答えに該当する選択肢を選ぶ問題

 

英作文

 
高校受験の英作文は、100点満点中10点程度です。
 
英作文は都道府県や年によって出題形式は違い、独立した大問として出題される場合や長文問題の小問として出される年もあります。
 
いずれにしても15~20語程度を使って英作文を書かせるもので「メールの返信」や「会話が成り立つような返答」が一般的です。
 
ポイントは正しい英単語と文法を使っているかどうかです。難しい表現は必要ないので、身構える必要はないでしょう。
 

配点の目安 100点満点中10点程度
出題内容 15~20語程度を使って英作文を書かせるもの

 
大学受験の英作文勉強法まとめ!対策のポイントやおすすめの参考書・問題集は?
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文法・語彙

 
高校受験の文法・語彙は、100点満点中20~35点程度です。
 
意味に合う単語を選ぶ「語彙問題」と文脈に合う選択肢を選ぶ「文法問題」です。難易度は教科書レベルですので、決して難しいものではありません。しかし、それぞれ正確に覚えていないと正答は難しいです。
 
特に英単語は意味とスペルをセットで正確に覚えるようにしましょう。
 

配点の目安 100点満点中20~35点程度
出題内容 ・意味に合う単語を選ぶ「語彙問題」
・文脈に合う選択肢を選ぶ「文法問題」

 
英文法の効率的な覚え方まとめ!勉強法のポイントや注意点もご紹介!
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長文読解

 
高校受験の長文読解は100点満点中50点程度で、かなりのボリュームです。
 
出題内容は「2~3人の対話文」や「説明文」「物語」などで、大問1つにつき500~800語程度の文章です。
 
内容は難しくありませんが、スピーディーに読む速読力と正確に理解する思考力が試されます。
 

配点の目安 100点満点中50点程度
出題内容 大問1つにつき500~800語程度の「2~3人の対話文」や「説明文」「物語」など

 

スピーキング

 
2022年度の都立高校入試でスピーキングテストが導入されました。
 
大きく4つのパートに分かれていて「パッセージの音読」「質問に答える」「ストーリーを説明する」「トピックについて自分の考えを話す」です。
 
話す力が試されるテストですので、単語の知識や文法の理解、発音などさまざまな力が必要です。英語を話す機会がない人にとっては難しく感じるでしょう。普段から英語で表現する習慣を作るとスピーキングの対策になります。
 

高校受験の英語の分野別の勉強法

 

 
高校受験の英語は分野別に対策を練って進めるのが点数を上げるのに有効です。ここでは英語の分野別の勉強法を紹介していきます。
 

英単語

 
英単語を効率的に覚えていく勉強法はいくつかあります。
 
その内の1つが、派生語や反対語など似たものを一緒に覚えるというものです。例えば「act(行動する)」という動詞と「active(活動的な)」という形容詞を一緒に覚えます。それぞれを関連付けて覚えることで、記憶に定着しやすくなります。
 
また紙に書いたり声に出したりすれば視覚や触覚、聴覚など5感を刺激できるので、定着率をアップできておすすめです。
 
ただし英単語の暗記のポイントは、長期記憶に留める工夫をすることです。1回2回やっただけでは覚えられません。人間の記憶は継続的に覚えようとしないと忘れてしまうので、隙間時間を利用して毎日単語帳や単語カードなどで英単語に触れるように心がけましょう。
 
英単語の覚え方を徹底解説!短期間で効率的に記憶するおすすめの方法は?
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文法・語彙

 
文法・語彙の勉強は文法知識の理解や暗記を優先的に行い、その後に問題集を使って定着させるのがおすすめです。
 
まずは教科書や参考書に載っている例文で文法を覚えていきます。文章にスラッシュを入れながら区切ると長い文章でも分解できるので、文法の構造を理解しやすくなります。
 
ある程度理解が進んだら問題集の問題を解いて、応用に挑戦すると良いでしょう。間違えた問題は解説を読むことで、より理解を深められます。
 
文法を理解できたかどうかの目安は、人に説明できるかどうかです。「なぜその語順になるのか」や「なぜその単語を使うのか」を説明できれば、理解できていると判断できます。
 
英文法の効率的な覚え方まとめ!勉強法のポイントや注意点もご紹介!
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長文読解

 
長文読解のおすすめの勉強法は、問題集や過去問の英文をたくさん読むことです。
 
はじめは文章にスラッシュを入れたり単語の下に品詞を書いたりして、ゆっくりと精読していきます。長文は英単語や文法の知識だけでなく慣れが必要ですので、普段から英文を読む習慣を持つと良いでしょう。すると自然に速くスムーズに読めるようになります。
 
なお、長文読解は中学1年から3年までの英語の集大成ですので、英文法の理解が進んでいることが前提です。そのため、長文読解問題のスタートは、文法の理解が進んでからするようにしてください。
 
英語の長文読解のための勉強法を伝授!レベル別のやり方や問題集なども紹介!
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英作文

 
高校受験の英作文で点数を取るポイントは、ミスをしないことです。
 
例えば「主語の単数・複数と動詞を対応させる」や「動詞の不規則変化を覚える」「文章の終わりでピリオドを打つ」などです。
 
また、高校受験の英作文は難しい表現を使う必要はありません。使いこなせる文法で正確に文章を作ると良いでしょう。そのため、問題集を使って表現方法のパターンを把握していくのが効率的に英作文を上達させる勉強法です。
 
大学受験の英作文勉強法まとめ!対策のポイントやおすすめの参考書・問題集は?
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リスニング

 
リスニングの勉強は単語の発音を覚えて、ひたすら英語を聴くのが最も効率的な勉強法です。
 
英語は英語の音に慣れて聴き取れるようにならないと、音が流れていくだけで意味を理解できません。例えば、スクリプトを見て文章では理解できたとしても、ネイティブがいった言葉を聴き取れないことは多々あります。
 
まずはしっかりと聴き取れるように、単語の発音を覚えて慣れるようにしましょう。
 
その次の段階として、たくさん英語を聴いて英語脳を作っていきます。英語を英語のまま理解しないと、リスニングの問題が解けません。音読やシャドーイングなどで、リスニング力を養っていきましょう。
 
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スピーキング

 
高校受験英語のスピーキングの勉強では、まず中学レベルの英単語や文法を理解していきます。その次は、最低限の発音ルールの理解が必要です。
 
例えば、英語では単語が繋がって音が消えたり、それぞれの音が混ざったりします。最初から完璧にはできませんが、1つずつルールを覚えて実際に発音をすれば、スピーキングができるようになります。
 
また、話すためには英文を考えなければならないので、英作文で英文を作る練習もすると良いでしょう。
 
英語のスピーキングの勉強法を伝授!上達のコツや独学で習得する方法は?
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高校受験の英語の対策ポイント

 

 
高校受験の英語で点数を取るためには、ポイントを押さえておくのが近道です。ここでは対策ポイントについて紹介していきます。
 

英語のルールを理解しておく

 
英語で点数を取るには、英語のルールをしっかりと理解する必要があります。
 
英語は日本語のように助詞がなく、単語の順番で意味が決まる言葉です。英単語をたくさん知っていても、正しい語順で並べないと意味が正確に伝わりません。場合によっては意図しない意味で伝わってしまうこともあります。
 
言い換えれば、英語は文法や細かいルールを把握しておけば、自然に英語力が身についていきます。高校受験で合格したいという人は、英語の文法や構文をしっかりと覚えていく勉強法を取り入れていきましょう。
 

発声しながら暗記する

 
英単語を覚える時は、発声しながら暗記するのが点数を取るのに効果的です。
 
実は英単語のスペルと音には一定の法則性があります。発声しながら暗記すれば法則から英単語を推測できるので、スペルを思い出しやすくなります。
 
また目や口、耳など5感を使って暗記すれば、それだけ記憶への定着率のアップが可能です。英語の勉強が効率的になるので、発声しながら覚えるようにしましょう。
 
何より高校受験ではリスニングがあるので、発音の暗記はリスニング対策にも役立ちます。発音を知っている量が点数に直結するので、積極的に暗記しましょう。
 

単語や例文を暗記してベースを固める

 
高校受験の英語は、単語や例文を暗記して基礎を固めていくのがおすすめの勉強法です。特に知っている英単語が少なければ問題を解けないので、単語帳を使ってしっかりと覚えていきましょう。
 
重要なポイントは、英文法を理解した上で例文を暗記することです。英文法を理解してから例文を暗記すれば、英単語と英文法、表現方法をまとめて覚えられます。
 
はじめはなかなかできませんが、焦る必要はありません。できるまで繰り返し行えば、英単語と例文を暗記して英語のベースを固められます。
 
例文の暗記で基礎を固めれば、文法問題や長文読解で点数を取れるようになるでしょう。
 

問題集を使って苦手分野を徹底的に克服する

 
苦手分野がある場合は、分野ごとの問題集を使って克服を試みるのが有効です。
 
どこかに苦手がある状態だと、試験当日まで不安があって落ち着きません。試験でも気持ちに影響を与えて本来の力を出せなくなるでしょう。
 
問題集には長文読解やリスニング、英作文までさまざまな種類が揃っています。特化した問題集を使えばさまざまな形式の出題にも慣れられるので、試験でも慌てずに済みます。
 
苦手があると心当たりがある人は、分野別の問題集を使って苦手を克服しましょう。
 

過去問を使って本番を想定した練習をする

 
高校受験の英語対策には、問題集だけでなく過去問を使った学習が欠かせません。
 
過去問は実際に出題された問題なので、実践形式で仕上げができます。出題形式や傾向も把握できるので、苦手があれば重点的に克服すれば点数アップが可能です。
 
また本番では制限時間がありますが、過去問を使えば本試験を想定した練習ができます。時間を意識して問題を解くことで、どの問題にどれくらいの時間がかかるのかが分かり有効なペース配分を把握できるでしょう。
 

高校受験の英語の問題集の選び方・使い方

 

 
高校受験の英語で点数を上げるには、問題集の選び方や使い方も大切であるのをご存じでしょうか。意外かもしれませんが、問題集の選び方や使い方を間違えると勉強時間が成績に結びつきません。
 
ここでは効果が出る問題集の選び方と使い方を紹介していきます。
 

選び方

 
英語の問題集を選ぶ際のポイントは、ざっと見て「問題をスムーズに解いていけそう」かどうかです。
 
受験英語は難しいので、いきなりその水準の問題集をやろうとしてもほとんど解けません。難しい問題集の場合、やる気が出ないので長続きしないでしょう。
 
一方で簡単な内容の中に難しい問題が混じっている程度の場合、飽きずに取り組めます。また難しい問題に集中するので、重要なポイントが記憶に残りやすくなります。
 
もう1つは「一度に何冊も問題集を買わない」です。何冊も購入しても、それら全てをやり切るのは簡単ではありません。1つの問題集を徹底的にやり込む方が効果的に内容を吸収できます。
 

使い方

 
問題集を上手に使うポイントは「解いた問題に印をつける」です。
 
例えば、簡単に解けた問題には「○」をつけ、解説を見れば理解できたものには「△」を、全く理解できなかったものには「×」をつけるなどです。
 
問題に印がついていれば、2回目に入る時に解かなくてよい問題を省けます。また、解説を読めば理解できた問題に重点的に取り組めば、点数をグッと上げられます。
 
「△」の問題を「○」にできるように、5回以上繰り返し取り組みましょう。
 
なお「×」がついた問題に関しては一旦放置で構いません。英語の理解が進んだと感じた段階で再度挑戦すると良いでしょう。
 

高校受験英語を攻略して目標の高校に合格しよう

 

 
高校受験英語を攻略するには、適切な勉強法で学習を進めていくことが大切です。
 
例えば、英単語や文法などの基礎をしっかりと固めてから長文読解やリスニングをすると、英語力が自然についていきます。問題集に関しても選び方と使い方を知っていると、効率的に点数を上げられます。
 
この記事では目標の高校に合格するための勉強法を紹介してきましたので、ぜひ参考にしてみてください。
 

下村周作
ライター

下村周作

学生時代のアルバイトで英語の塾講師をしており、中学生から高校生を相手に指導をしていたので、効果的な勉強法やおすすめの勉強法をいくつも知っています。今度はライターの仕事を通して、英語学習者に結果が出る勉強法をお伝えできればと思い執筆しております。

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