転職志望者も活用。コミュニティカレッジで必要なTOEFL

転職志望者も活用。コミュニティカレッジで必要なTOEFL

 
海外大学進学を志す学生が選択肢として考えることの多いコミュニティカレッジですが、転職のために海外でのスキルアップを考える社会人の方も活用することが出来ます。転職につなげられる理由とコミュニティカレッジで必要なTOEFLスコアについてお伝えします。
 

転職に活用できるコミュニティカレッジ

 
社会人がスキルアップのために海外経験を積む方法としては、短期語学留学や専門留学、インターンシップやMBA取得など様々な選択肢がありますが、コミュニティカレッジも社会人が転職を視野に入れた海外留学を行う場合にも活用することができます。
 
日本大学から海外大学へと編入を目指すよりも、コミュニティカレッジを経由することで海外名門大学への編入も視野に入れやすくなるという理由から、一般教養コースを受ける学生も多くなりますが、職業知識や技術を学ぶ職業訓練コースもあるため、転職を視野に入れた学びを受けることが可能となります。教育、医療、プログラミングなど選択できる分野の幅は広いのですが、どこのコミュニティカレッジでも自身が専攻したい分野が必ずあるというわけではないため注意が必要です。
 
そして、2年間で取ることのできる準学士号、もしくは専門分野のサーティフィケートコースの課程を修了後には、専攻分野に関連した企業や団体での就労が可能となる（約1年間）OPT制度への申請資格を得ることが出来ます。
ただし、就労が約束されたわけではないので、在学中に就労体験を行うCPTがカリキュラムに含まれていたり、OPT活動へのサポートが手厚い学校を選ぶことも考えると良いでしょう。
 

コミュニティカレッジ入学で必要なTOEFL試験スコア

 
コミュニティカレッジでは海外4年制大学進学に必要となるTOEFLスコアよりも、求められる点数は低くなる傾向にあります。学校によって定められている条件スコアは異なりますが、45点～70点の幅になります。
 
また、英語力が低い入学希望の留学生のために付属の英語コースや、ELSプログラムを開講しているため、条件をクリアすることにより本命課程の受講が可能となるケースが大半です。
学校が入学の条件とするTOEFLやIELTSなどのスコアを満たしていなくてもコミュニティカレッジに入学することが出来ますが、英語を学びにきたのではなく、英語を用いて知識や技術を学びたいと考えている社会人にとっては、国内で英語力を高めてから入学を検討するのが賢明な判断と言えるでしょう。
 

まとめ

 
海外経験を転職で活かしたいと考えている社会人にとってコミュニティカレッジは活用できる手段であると言えます。入学にあたり海外4年制大学のように高い英語レベルは求められず、英語力が低い場合でもサポートが充実していると言えますが、英語クラスから抜け出せないという危険と隣り合わせになり兼ねません。そのため、国内で英語力を高めてから、入学検討することをオススメします。