TOEFL勉強法
TOEFL Study Tips
アカデミックな英語力を測るTOEFL iBTやITPはレベルが高いと感じる人も多いでしょう。挑戦する前段階として年齢制限のないTOEFL juniorで英語力の準備をすることが可能です。今回はTOEFL junior受験に必要な英語レベルについてお伝えします。
大学受験や海外留学で活用されるTOEFL iBTが4技能(Listening/Speaking/Reading/Writing)を測るのに対してTOEFL junior Standardは2技能(Listening/ Reading)を測るテストになります。また、スピーキング能力だけを測定するTOEFL junior Speakingもあるため、話す力をつけたい方は活用することが可能です。
TOEFL junior Standardは 3つのセクションから構成され、リスニング40分、文法・語彙25分、リーディング50分の計126問115分のテストとなり、文章量が多くなるため試験に慣れていない学生にとっては集中力の戦いとなるでしょう。
難易度的にはTOEFL iBT が大学生や社会人。TOEFL ITPが高校生や大学生。
TOEFL Primaryが小学生や中学生を対象としたレベルに対して、TOEFL juniorは中高生を対象とした試験になります。
TOEFL Primaryでは日常生活・英会話の範囲から出題されるのに対して、TOEFL juniorでは社会学科などの問題が増えるため、TOEFL受験の前段階のステップを兼ねたテストとして活用できます。
中高生を対象として作られたテストにはなりますが、年齢制限が設けられているわけではないため、TOEFLに向けたステップアップ試験として誰でも挑戦することが可能になります。
TOEFL juniorでも合否ではなく、スコアで結果が算出されます。
TOEFL juniorで測定できるのはCEFR A1~B2レベル(SpeakingはA2~B2)となるため、TOEFL iBTレベルの英語運用能力を測ることはできません。
英検と比較するとCEFR A1は英検3級、もしくは準2級。CEFR B2判定は英検準1級~1級レベルとなります。ただし、測定できる技能数も違えば出題傾向も異なるため、改めてどちらかに挑戦する場合には、しっかりと対策学習を行う必要があります。
また、英検準1級合格者の場合、興味関心からTOEFL juniorにチャレンジしてみるのはありですが、大学進学や就職で役立てたいという方はTOEFL juniorを挟むことなく、TOEFL iBTに挑戦していくのがオススメです。
TOEFL juniorよりもTOEFL iBTは知名度が高く、外部試験として活用している大学数も圧倒的に多くなるため、国内大学や海外大学進学を目指す方や就職・転職で活用したいという場合にはTOEFL iBT試験に挑みましょう。
TOEFL iBTはアカデミックな思考力と英語力が求められ、4技能を測定する試験であるため難しいと感じる人も少なくありません。
TOEFL juniorは年齢問わずにTOEFL iBTやITPに向けた前段階の試験として受験することが可能となりますので、TOEFLはレベルが高すぎると感じている方は検討してみるのも良いでしょう。
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