履歴書に書いてアピールできるTOEFLやIELTSのスコア

就活で企業へ英語力をアピールしようとする際に、TOEFLやIELTSといった民間英語試験のスコアを記載して提出するケースが多いと思います。その際に、企業が目を引くようなスコアとは、どれぐらいからなのでしょう。今回は、履歴書に書いてアピールできるTOEFLやIELTSのスコアについてお伝えします。
 

グローバル化により英語人材を欲しがる企業

 
グローバル化が進み、顧客に外国人が増えた企業、海外進出をしている企業など、海外との交流が増えているビジネス界では、英語能力を備えた人材の確保に力を入れる傾向は年々増えている状況です。
 
しかし、日本人の英語力というのは、まだ一定数の割合でしか高いレベルを備えた人材はいません。そして、英語力を備えた人材も、条件の良い企業に就職してしまうため、全体的にはまだ英語力を持った人材が枯渇している状況です。
 
そのため、海外から日本へ語学留学に来た学生などを雇い入れ、英語人材として重宝するケースも目立ちます。言い換えれば、英語が使える人材となれば、そういった外人を雇い入れる席に割り込むこともできるのです。また、周りが出来ない事ができる人材と言うのは、雇用される立場としても給与が良いなど条件的なメリットも増えるため、英語力アップが今後の人生設計を好転させる可能性も含まれています。
 

履歴書に書いてアピールできるスコア

 
まず、社会経験の少ない学生が企業へアピール出来るものは履歴書となります。
面接より前に、履歴書が周りよりも目を引くようなものであれば、一次選考を突破し筆記試験や面接へコマを進められるので、インパクトに残る実績や資格が必要となります。
 
進学先の大学名もブランディング力としては、高いのは言うまでもありません。
東大や京大に慶應などの誰もが名を知る大学の卒業見込みのある学生となれば、まずは雇いたいと考える割合は高まります。
 
学力面での心配がないため、自社で活躍してくれる可能性は高まりますし、実践で成果が出るかどうかは、面接などを経てみなければ分かりませんが、第一選考の段階では履歴書一枚で決まるため、大学名やスキル面が大きな加点対象となります。
 
特に、ビジネスに役立つ資格は、日商簿記検定やマイクロソフト オフィス スペシャリストに、TOEFLやIELTSといった英語スコアを記載すると良いでしょう。
 
そして、英語スコアとして目を引く状況となるのが、TOEFLでは95点以上から、IELTSでは、7.0～8.0以上が好ましいでしょう。英会話レベルも洗礼されていて、ビジネスでも役立つ状態にあると判断されるスコアですので、就活で英語力をアピールしたいという方は上記のスコアを目指していくことをおすすめします。
 

まとめ

 
現在、企業が欲する人材としてグローバル人材への価値は高まり、英語力が備わりリーダーシップを発揮できる人材確保は年々加熱していっています。そこで、就活を控えている学生が目指すべき人材像としてもグローバル人材への成長は必須とも言えるでしょう。
そこで、企業へアピールするために、履歴書にTOEFLやIELTSのスコアを記載する際に、周りよりも英語が得意であるとアピールするのであれば、ハイスコアは必須となります。
 
また、ハイスコアを獲得することで、海外大学への留学などの経験も積めるため、さらに海外生活の経験ありなどの情報を企業にアピールできることは、非常に大きなアドバンテージにもなりますので、民間英語試験のスコアアップをしっかりと行っていきましょう。