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英語で与える経済力は日本の将来を変えることが出来るのか?

2020/08/07

英語で与える経済力は日本の将来を変えることが出来るのか?

 
日本は現在、少子高齢化社会や労働力の減少などの人口・経済問題を抱えています。この厳しい状況を打破するためには、グローバル人材の育成とも言われ、学生の英語学習の取り組みも見直されています。しかし、実際に英語で与える経済力は日本の将来を変えることが出来るのか考えていきましょう。
 

英語力で日本経済は変わる?

 
グローバルな社会において、英語は一つのツールでしかありません。
商談など海外のビジネスパートナーを見つけるためには必要な能力ですが、英語力だけでは、経済が上向きになるとは考えるのは難しいかもしれません。
 
ですが、日本の語学力不足により、アメリカや中国に韓国などの国に獲得されてしまうシェアが増えてしまう事は望ましいと言える状況ではありません。技術力の日本と言われるだけ、精密で精巧なモノを生み出す日本の力をもっと世界に売り出すことは出来るはずなのですが、如何せん語学力が低いため、商談の席に上がれるのは日本でも限られた企業だけとなっているのも事実です。
 
インターネットの普及により、海外に打って出る策はいくらでもあるのですが、言葉の壁を高くしてしまった日本にとっては語学で躓いていてはメリットはないと言えるでしょう。従って、グローバル人材に期待するしかないというのが、政治家などの考えでもあると言えるでしょう。
 

人口の減少はそう穏やかな話ではありません

 
企業はAI化が進んだとしても、まだまだマンパワーが必要とされています。技術の進歩が早いのか、それとも少子高齢化社会により、日本のマンパワーが完全に失われてしまうのが先かさえ分からない状況です。
 
この他にも、出生率や失業率など経済学の教授などの話を聞いても意味が分からないと考えている学生もいるでしょう。確かにたらればの話を聞いていても、先の見えないトンネルを進んでいるだけですので、興味が持てないかもしれません。ですが、確実にデータとして統計が出されている問題に対しては、見過ごしていいとは限らないのです。
 
自分が結婚したあとに生まれてくる子供の養育費や老後まで考えていかなければ厳しい状況にもなり兼ねないのです。収入格差はさらに広がる可能性もあるため、気が付いた時にはもう手遅れだったなんてことにしないためにも、しっかりと自身の将来について考えた就職や貯金と言ったことにまで目を向けていくことも大切なのです。
 
そして、将来を明るくするために必要なスキルとして英語へ注目されていることには違いありませんので、英語に苦手意識を抱えている学生や、本格的な英語力を身に付けようとしている学生は目的意識を持って進路について考えていくことも重要となってきます。
 

まとめ

 
英語一つで日本経済が上向きになるということは考えにくくもありますが、英語力を備えることで、ご自身の人生の転機を作りあげるチャンスは生まれることには違いありません。収入格差が生まれる理由の中には、スキル格差もあります。持つものと持たざるものでは、能力を備えている人の方が高収入を得られるのは当然でもありますので、英語は諦めずに習得を目指していきましょう。
 
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