とりあえずTOEIC！とりあえず英検！何を基準に選んでる？

とりあえずTOEIC！とりあえず英検！何を基準に選んでる？

 
中学生や高校生に大学生といった学生から、社会で働く大人にとって英語の活用シーンは違います。そのため、民間英語試験もどれを受ければ一番いいの？なんて悩みを抱える方も少なくはありません。今回は、とりあえずTOEIC！とりあえず英検！何を基準に選んでる？についてお伝えします。
 

民間英語試験は何を基準に受験する？

 
日本で受験可能な代表的な試験のTOEIC・TOEFL・英検といった試験から、留学などを視野に入れている学生や海外移住を考える方のIELTS・ケンブリッジ英語検定など民間英語試験の種類は多く、学生や社会人もどれを受けるべきか悩まれることもあるでしょう。
 
実際には、これと決められた棲み分けというのはありませんが、一般的に海外留学などを視野に入れている方であれば、TOEFL・IELTS・ケンブリッジ英語検定を受験する。国内大学進学・国内企業への就職や転職に昇進などに活用するとなると、英検やTOEICを受験する傾向にあります。
 
自身の進路によって、民間英語試験を使い分けて活用しなければならないのですが、現代の国際化を鑑みると、TOEICや英検と言った海外では通用しない民間英語試験を受験するよりも、TOEFLやIELTSでのハイスコアを獲得した方がメリットが多いという見方もあります。ですので、高校生・大学生・大学院生は、極力TOEFLやIELTSで結果を残せるように英語力を高めることが必要かと思われます。
 

民間英語試験のハイスコアと使える英語力

 
TOEICや英検と言った民間英語試験のハイスコアや合格を経たところで、使える英語力が養われていなければ意味がない。というのは、英語学習者であれば気が付くポイントでもあります。
 
TOEICでハイスコアを獲得することで一流企業に内定をもらい、就職したけれど外国人の顧客とちゃんと対話が出来ない。TOEFLなどでハイスコアを獲得し、意気揚々と海外留学に挑戦してみるも、専門的な知識を交えた授業に付いていけないなどの弊害が生まれてしまうのです。あくまでも民間英語試験は、試験でありテストなので本番ではありません。
 
実用性のある英語力を養う学習に取り組まなければ、このハイスコアはただのお飾りでしかないため、誇れる英語力とは言えないのです。自分の進路などを基準に民間英語試験を選び受験する方は大勢いますが、その先を見据えるとしっかりと使える英語力を養う必要性があることに気が付けることでしょう。だからこそ、民間英語試験の対策を講じる場合であっても、英語4技能を伸ばす学習に取り組むことが大事なのです。
 

まとめ

 
民間英語試験の種類は多岐に渡り、活用できる場面も幅広いモノとなります。
ハイスコアを獲得することで、進学や就職で有利になることや、仕事で任されるポジションも変わってくることでしょう。ですが、民間英語試験のハイスコアを獲得したからと言って、使える英語力が養えているとは限りません。英語を使って目標を達成したいと考えている方は、使える英語力を養うことに焦点を当てて勉強することをおすすめします。