海外駐在をするにはTOEIC何点以上の英語力が必要なのか

海外駐在をするにはTOEIC何点以上の英語力が必要なのか

 
英語力を磨いてグローバル人材を目指すビジネスパーソンの中には、海外出張はもちろん、海外駐在に憧れる人も多いことでしょう。そこで、海外駐在をするにはTOEIC何点以上の英語力が必要なのかについてお伝えします。
 

どうやったら海外駐在ができる？

 
海外駐在とは、勤務している日本の企業から海外の支店や子会社への転勤を命じられ、一定期間を海外で暮らしながら働くことをいいます。多くの場合、現地の人々とコミュニケーションをとりながら日本の会社との橋渡しをすることになるので、語学力や国際的なコミュニケーションスキルの向上が期待できます。単にかっこいいイメージがあるだけでなく、将来のキャリアを考えても、有益な経験となるでしょう。
 
海外駐在を目指しているなら、大手グローバル企業に就職することが近道になります。トヨタ自動車やソニーなどのメーカー、三菱商事や三井物産などの総合商社は、多くの社員を海外に送り出しています。海外駐在員の職種は限定されていませんが、貿易関連のビジネスを行っている企業での営業職や、海外に多くの支店を持つメーカーの技術職などで、特に可能性が高くなるでしょう。
 

海外駐在に必要なTOEICの点数

 
海外駐在は文字通り外国で生活することになるため、語学力が必須となります。英語圏以外への転勤を命じられる場合もありますが、基本的にはある程度の英語力が求められ、事前に取得すべきTOEICスコアを設けている企業もあります。
 
一般社団法人国際ビジネスコミュニケーション協会の調査によると、「海外部門の社員に期待するTOEIC L&Rスコアは570～810点。TOEIC S&Wスコアは、SpeakingとWritingそれぞれ120は～160点」。業務内容によりますが、専門職でなくても日常生活に支障がないレベルの英語力はあるべきだと考えられているようです。
 
また、同調査では企業・団体の5～6割が、TOEICスコアを海外出張・海外赴任者の選抜の際に参考にしているとのこと。要件・参考とするTOEIC L&Rスコアの平均は620と、平均よりやや高めとなっています。
 
参照：海外出張や赴任の基準
 

まとめ

 
駐在先では、仕事で成果を上げるためだけではなく、快適な生活を送るためにも語学力が必要となります。たとえ英語圏でなくても、ビジネスシーンで英語が用いられることは多々あるため、平均以上のTOEICスコアを取得できる程度には勉強しておくのがいいでしょう。LIBERTYでは短期間で成果を出すメソッドが確立されているので、海外駐在を目指す人はもちろん、急に転勤が決まって英語が必要になった人にもおすすめです。