営業をサポートするセールスエンジニアに求められる英語力

営業をサポートするセールスエンジニアに求められる英語力

 
現在、ITの分野ではプログラマーやシステムエンジニアといった人材が枯渇していると言われています。これは、さまざまな分野でシステム構築などを要する作業が増えていて、業務以上に人材が揃っていない業界でもあるのです。今回は、営業をサポートするセールスエンジニアに求められる英語力についてお伝えします。
 

セールスエンジニアとは？

 
IT業界では、プログラマーやシステムエンジニアが営業職の働きをするようなことはありません。営業職は別に雇用され、クライアントを見つけ要望を聞き取り、システムエンジニアと一緒にクライアントの要望を満たす提案をする事になります。
 
システムエンジニアの中には、経験を積む中でキャリア変更を行うケースがあります。
顧客により正確に情報を伝えられるセールスエンジニアへキャリア変更をする方もいます。
 
セールスエンジニアとは、営業職のサポート役であり、顧客へ営業が説明できない、技術的な説明を事細かにしたり、必要に応じて資料作成し、交渉・商談の手助けを行う業務となります。
 
また、セールスエンジニアは、営業職よりも実務の経験や知識量に技術力が高いこともあり、ITコンサルタントといったキャリアアップルートもあるため、自社で昇進や昇給といった願いが叶わない場合には、より良い環境への転職も考えられるようになります。
 

IT業界で求められる英語力

 
IT業界で英語力が必要とされるのは、プログラミング言語が英語であるという一面でだけでなく、顧客に外国人が増えていることも影響しており、営業職やセールスエンジニアにシステムエンジニアなどの業種であっても高い英語力が求められています。
 
商談する交渉相手が外国人と言うケースも増えれば、必然と英語でのコミュニケーションが必要不可欠です。言葉の壁を超えられなければ、相手は不安を感じ交渉がまとまらないケースは少なくはありません。会社とは言え、人の集合体です。コミュニケーションが取れない状況で、交渉を進める様なリスクを抱える企業はないでしょう。
 
従って、語学力の備わっている営業などのいる企業と商談を締結したいという思いが募っても不思議ではありません。だからこそ語学力を伸ばし、このようなリスクヘッジをしていかなければ機会損失に繋がることを忘れてはいけないのです。
 

まとめ

 
グローバルな現代において、対海外を見据えた取り組みをする企業は増えています。
しかし、その中で英語などの語学面のスキルアップが追いついていないケースが多く、機会損失している業種は少なくはありません。日本でもIT業界の遅れや人材枯渇が原因で、利益を上げられていない状況でもあります。企業の成長や自身のキャリアアップのためにも、英語力を向上させチャンスを広げることがより重要となる時代へと変化しているのです。