TOEIC勉強法
TOEIC Study Tips
日本の看護師資格保有者がオーストラリアで看護師として働く場合には、看護協会(AHPRA)へ登録する必要があります。その際に語学力を証明しなければなりません。今回は、オーストラリア正看護師登録するために必要な英語試験スコアについてお伝えします。
看護師協会が認定している英語試験はIELTS・TOEFL iBT・OET(医療英語試験)・PTEアカデミックの4つになります。
残念ながら日本で知名度の高いTOEICと実用英語技能検定(英検)は対象外となっているため、オーストラリアで正看護師としての就職を検討している方は対象試験での条件スコア達成に向けて英語学習に励む必要があります。
命を預かる仕事でもあるため、求められる英語力も決して低くはありません。
そして、看護師登録で求められる試験スコアも必然的に高くなります。
【IELTS】
アメリカの大学進学で一般的に活用されるTOEFLに対し、IELTSはイギリスやオーストラリアで広く利用されている試験になります。
認定基準となるスコアは、全セクション(4技能)において7.0(CEFR C1)以上になります。
【TOEFL iBT】
大学受験において外部試験としても活用されることが多い試験でもあるため、日本ではIELTSよりも有名なアカデミックな英語力を測ることのできる英語テストです。
認定基準となるスコアは、合計点が94以上、各セクションにおいてはリーディング24、リスニング24、ライティング27、スピーキング23となります。世界評価基準CEFRにおける判定は94がB2となりますが、95でC1となるため、こちらもIELTS同様C1レベルの英語力が必要と考えて良いでしょう。
【OET(医療英語試験)】
OETはオーストラリア発祥、医療英語に特化した英語試験になります。オーストラリアだけではなくイギリスの看護師登録の際にも英語力の証明として活用されます。
認定基準となるスコアは、全セクションにおいてグレードB以上、数値で言うと350以上となり、CEFRバンドはC1となります。
【PTEアカデミック】
オックスフォード大学を含め3000以上の世界中の大学で活用され、オーストラリアでの永住権申請にも活用できるPTEは、コンピューター上で受験する英語試験で、IELTSよりも対策が立てやすいことから注目されている試験でもあります。
認定基準となるスコアは、全セクションにおいて65以上が必要となります。
他の試験がCEFR C1の中、PTEアカデミックのみCEFR B2相当の英語レベルになります。
オーストラリアに限らず、海外で看護師として働く場合には、看護師登録が終わるまでの過程で必ず英語の審査があります。近年ではPTEアカデミック試験の人気が高まっていますが、就職後も活きる医療分野の英語力を磨きたいのであればOETの挑戦も考えてみると良いでしょう。
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