TOEIC勉強法
TOEIC Study Tips
グローバル化に伴い、社会人が英語を活用するシーンが増え、英語力の低い社会人は学生時代以来となる英語学習に時間を費やすケースが多くなっています。しかし、英語習得の道は険しく挫折する方も少なくはありません。今回は、社会人の英語学習はアンコンシャス・バイアスが影響する理由についてお伝えします。
日本企業の海外進出やネットを利用して外国人顧客を募るなど、ビジネスモデルが対日本企業・日本人だけでなく、海外・外国人との取引が増えています。
そのこともあり、社会人には高い英語力を養っておいて欲しいという企業の思いや、英語力が無いと仕事に支障が出るといった個人的な判断を下す社会人も多くなっています。
そして、いざ英語学習に取り組むと、英語は難しいものといったアンコンシャス・バイアスが掛かり、学習スタイルを正しく築けない方が大勢います。
アンコンシャス・バイアスとは、無意識に「こうだ」と思い込んだり決めつけてしまうことです。例えば血液型判断で、A型は神経質、B型は自己中心的な考え方をする、O型はおおらか、AB型はどくとくな空気感を持っているなど、耳や目にしたことがありますが、このバイアスはA型でも自己中心的な人はいますし、AB型で神経質な人もいるでしょう。
このようなバイアスの掛かったモノの見方をすること、全てが悪ということではありませんが、必ずしも全てが正しいとも言えないのです。
そして、英語自体は正しく学べば習得のできる語学なのですが、仕事では英会話を主に使用することから英会話スクールに通えば大丈夫、ビジネスで使うフレーズ集だけ暗記すれば大丈夫など、どれも偏った捉え方で英語習得に辿り着けない学習を選んでしまうケースが目立ちます。
英語が難しいと感じるのは、その学習方法の入り方を間違っている可能性が考えられます。
正しく学べば、英語習得は無理難題でもありませんし、ネイティブの人口よりも遥かに多い世界15億人もの人口が英語を操り生活・仕事をしています。ですので、英語は難しいというバイアスを取り除くのが重要なのです。
社会人の方が英語学習に取り組む際に、ポイントとなるのが英語学習時間の確保と一から学び直すことの重要性を知る事です。
まず、日常業務を熟しながら学習するとなると、スキマ時間や睡眠時間を削るなどして学習時間設けなければなりません。また、できることであればプライベートな休日などにも英語学習時間を設けた方が学習スピードは上がります。
そして、学習時間の確保が出来るようになったとしても、英会話するレベルに達していないのにも掛からず英会話スクールに通ってみたり、独学で間違った学習方法を行ってしまうと英語習得には至りません。
英語には、文法などを正しく使うためのルールがあります。その英語の構造や規則の概念を知らずに学習しても、英語の正しい使い方が分からず仕舞いとなり、英語構築能力が養われません。まずは、英語のルールとなる基礎構造や規則の概念を理解し、自身で英語を構築する能力が高まったら、英会話などのアウトプットを主体とする学習にチャレンジして行くべきです。相手の言葉を聞き取れても、答えが返せないという日本人は非常に多いので、文章を正しく組み立てる能力を最初に養っていく事をおすすめします。
グローバルな現代において、ビジネスでは英語能力を求められるシーンは増えています。
そのため、社会人にとっても英語力の向上が新たなステップアップ・キャリアアップにも繋がるため、習得したいスキルでもあるのですが「英語は難しい」というバイアスがいつまでも掛かっていて、習得に漕ぎ着けない方は多い状況です。
ですが、英語も正しい順序で学んでいけば必ず習得できる語学ですので、難しいというバイアスを解消して成果を上げていきましょう。
帰国子女でなくても、留学経験がなくても「完璧な英語」を習得いただけます。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。