世界で活躍できる人材の育成に求められる英語力について

学校教育がグローバル育成に舵を取る昨今、高校や大学の学校選びも非常に重要となってきています。実際にどのような能力を身に付けた人材を社会が欲しているのでしょう。今回は、世界で活躍できる人材の育成に求められる英語力についてお伝えします。
 

グローバル育成とは

 
高校進学や大学進学を考える学生だけでなく、今まさに高校入学や大学へ入学した学生にとって、グローバル人材やグローバル育成とは、どういった成長が必要なのか考えなければなりません。
 
文部科学省の定義は以下の通りとなります。
「世界的な競争と共生が進む現代社会において、日本人としてのアイデンティティを持ちながら、広い視野に立って培われる教養と専門性、異なる言語、文化、価値を乗り越えて関係を構築するためのコミュニケーション能力と協調性、新しい価値を創造する能力、次世代までも視野に入れた社会貢献の意識などを持った人間」
 
参照：産学官によるグローバル人材の育成のための戦略
https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/06/01/1301460_1.pdf
 
このような人材育成がなぜ必要になったのかと言えば、企業が海外市場を開拓するようになったことが一番の要因とされています。通信（インターネット）の普及により、海外との取引のハードルが下がり、日本でも多くの企業が海外に事業展開をするようになりました。そのため、英語力アップや新しい価値観や概念に対処できる人材成長が求められているのです。
 

グローバル化に必要な英語力

 
世界の15億人以上が操れる英語は、世界と繋がるコミュニケーションツールの代表です。
日本人にとっては難しいと感じる言語ですが、英語一つ習得することが最もビジネスチャンスを広げられる言語となります。
 
そこで、グローバル人材に求められる英語力は、英語総合力を養いビジネスレベルでコミュニケーションが図れる質の高い英語力を求められています。
 
実情としては、外国人の顧客との電話対応やメールでの対応などがスムーズに行うことができるレベルの英語力を企業が求めている傾向にあります。また、海外出張などが多い企業も増えているため、英語での商談や交渉力といったビジネススキルも必要不可欠となっています。これらの、シーンに対応できる英語力を養うことが重要なのです。
 

まとめ

 
グローバル化が進む現代社会では、世界で活躍できる人材の育成に力を入れる高校や大学が多くなっています。これも、日本企業で英語を多用するシーンや海外進出が増え、英語スキルを備えた人材を欲している傾向にあるため、学生時代からしっかりと英語習得に励んでいきましょう。