なぜ英会話は難しい？日本人が英会話で苦戦する理由について

なぜ英会話は難しい？日本人が英会話で苦戦する理由について

 
世界人口70億人の内、英語を話せる人口は17億人とされています。そんな中、日本で英語を話せる人口は2割程度だとされ、非常に英語への苦手意識が強いと言えるのです。今回は、なぜ英会話は難しい？日本人が英会話で苦戦する理由についてお伝えします。
 

日本人が英会話で苦戦する理由

 
約17億人もの人が英語を実用的に利用できる現代社会において、日本においても英語の重要性は高まっています。英語が話せないことで、昇進に影響を及ぼすケースや仕事の幅が狭まるなど、自身の人生にも影響を及ぼす可能性があるため、英語習得できないことがデメリットにつながる事も少なくはありません。しかし、日本人は英語への苦手意識が強く、学習しても習得が困難といった印象が強いのです。
 
実際に英語や英会話が難しい理由も、いくつかあります。
 
まず、日本語と英語の文法の違いや語彙力不足によって英語を操るだけの情報を持ち合わせていないことが問題となっています。英語に対する情報量が少なければ、コミュニケーションを図ることはできません。これは、日本語でも1000個程度の単語を暗記したぐらいでは、日常会話やビジネス会話など、さまざまな生活シーンでの会話を成立させることは困難と言えるでしょう。そのため、英語を使うための知識が足りていないことが影響しています。
 
続いて、ネイティブ・非ネイティブといった、さまざまな英語発音が存在することも、英語が難しいとされる原因になっています。
日本人が英会話スクールやTOEFLなどの試験で聞く英語は、日本人にも聞き取りやすい綺麗な発音やスピードが意識されているため、不都合に感じることはありません。
 
しかし、実践の場では、このような意識も排除されているため、発音やイントネーションにアクセント、会話スピードも人それぞれ異なりますので、英語が聞き取れない・英語が伝わらないといった現象が非常に多く、失敗によるストレスを感じやすくもなるのです。
もちろん、日本では英語を使う機会が極端に少ないことが問題となっている事も原因の一つと言えます。
 

苦戦しない様にするために必要な英語学習

 
英語への苦手意識を抱え続ける学習者にとって、どうやって英語を習得するのかと言えば、まずは、日本語と英語のギャップを取り除く事が重要です。
 
日本語と英語は全く違う性質の語学ですので、日本語を英語に無理やり当てはめるような学習スタイルでは英語を正しく理解することは出来ません。むしろ、英語を複雑にしてしまう要因でもあるのです。
 
英語には英語独自のルールが存在しています。
そのルールを正しく理解していくことが、英語力・英会話力を引き上げる礎となります。
ですので、英語への苦手意識を取り除くためには、英語の構造や規則といった概念から、正しく理解する学習に取り組むことをおすすめします。
 

まとめ

 
英会話・英語を苦手とする日本人は非常に多いのですが、世界中の多くの方が習得できているスキルを、なぜ日本人が習得できないでいるのかにも理由はあります。
英語というゲームの正しいルールを理解せず挑戦していれば、クリアすることは難関であり、難しいと感じることは当たり前なのです。また、日本語という別のルールを持ち出しても英語は理解できません。むしろ、難題に変わってしまう可能性があります。
 
どんなことにも、基礎・基本・核となるルールが存在しています。
そのルールを理解しているからこそ、応用や変化にも対応することが可能です。
英語習得したいという方は、正しい基礎から身に付け、英語を使い経験を積み重ね、能力を引き延ばしていくことが大切になります。