ネガティブな感情は英会話には不要？失敗で成長する英語力

ネガティブな感情は英会話には不要？失敗で成長する英語力

 
英会話のトレーニングを行う際に、一番無駄であり成長を阻むのが、失敗を恐れる事です。相手を不快にしたくない、笑われたくないといった感情があるとは思いますが、これが英会話力を伸ばせない原因にもなるのです。今回は、ネガティブな感情は英会話には不要？失敗で成長する英語力についてお伝えします。
 

失敗から学ぶこともある

 
人はどんなことでも、何かを会得するためには、失敗を経て成長するものです。
英語をはじめとする学問やマナーに人間関係、スポーツや料理など、さまざまな事は経験則によって理解を深め成長させるものとなります。
 
従って、最初から成功だけを繰り返し、結果を得られるような事は少ないとされているのです。むしろ、失敗の数だけ成長が齎され、継続した努力によって、実力が備わったりスキルアップに繋がります。
 
そして、失敗によって最も貴重となるのが、自身の得手不得手を明確にすることが出来る事です。苦手な事を修正していくことで、さらなる成長に期待が持てるため、出来ないことが何であるかを洗い出すことは成長において非常に重要となり、これを行わないがゆえに、成長が滞ってしまう方は非常に多いのです。
 

失敗で成長する英語力

 
英語での失敗と言えば、テストで誤答してしまうなどを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、それだけではありません。英語での失敗には。英会話で相手に自身の発した英語が伝わらないや、相手の言葉を正しく聞き取れないなどが失敗にあたります。
 
しかし、相手を不快にしたくない、笑われたくないといった感情が生じてしまうため、失敗を恐れるあまりに英語を使えずにいます。これでは、英語力が必要と感じていても、レベルの高い英語力を養うことは困難となります。
 
言語は相手とのコミュニケーションを図るための道具です。言葉にして相手に伝わらなければ意味のないものです。その状況を無くすために、使わなければいけませんし、失敗しなければ何が悪いかも気が付けません。
 
使うことに恐怖心を持っているのであれば、まずは、英語の基礎構造や規則といった概念を正しく理解し、英文構築を間違えない様にすることが重要です。英語を正しく組み立てる能力が備わるだけでも、失敗の回数は減ることでしょう。それでも、発音であったりイントネーションと言った発話技能で失敗する可能性もあるため、最初から完璧に伝わる英語力を養うのは非常に困難となりますので、使うことへの恐れを持たない事こそが、語学力を引き上げる要素であることを理解しましょう。
 

まとめ

 
失敗することは恥ずかしい事。幼い頃であっても、失敗は笑われバカにされたりするため、恐怖心やネガティブな感情を抱くのは理解できます。しかし、その失敗を体験して、修正していくのが人間です。失敗無くして成長が難しい英会話・英語力ですので、失敗したからといって、クヨクヨしていても意味がないのです。失敗から学び成長させることが語学力アップにつながることを知りましょう。