TOEIC・TOEFL・IELTS・英検・大学受験対策のコーチング英語塾
  1. コーチング英語塾【LIBERTY】TOP
  2. 英語の勉強方法
  3. TOEIC勉強法
  4. TOEIC700点のレベルは?難易度やスコアアップのための勉強法も紹介!

TOEIC勉強法

TOEIC Study Tips

TOEIC700点のレベルは?難易度やスコアアップのための勉強法も紹介!

2024/02/09

TOEIC700点のレベルとは

 

 
「TOEIC700点が大学の単位認定の基準になっている」「TOEIC700点を取れと会社で言われた」などの理由で、TOEIC700点を目指している人もいるのではないでしょうか。
 
しかし、TOEIC700点の難易度やレベルが掴めないとどのくらい努力したらいいのか目安がわからず目標が立てづらいです。
 
難易度を理解することで「どの程度学習するべきか」「何を勉強したらいいか」明確になるため、ここをしっかり掴んでおくことが重要です。
 
ここからは、まずTOEIC700点のレベル感について解説していきます。
 

TOEIC700点の難易度

 
一般的に、TOEIC700点の難易度は高いと考えられています。
 
大学入試や就職、昇進などで有利になることも多い点数のため、TOEIC700に本気で取り掛かろうとする人がまず最初に目標にすることが多いスコアだと言えるでしょう。
 
そのため、TOEIC700点を取得するためにはある程度の学習時間が必要です。
 

TOEIC700点と他の英語試験との比較

 
TOEIC700点は、英検やIELTS・TOEFLと比較するとどの程度のレベルなのでしょうか。
 
多くの人に馴染みのある英検で言うと、TOEIC700点は2級から準1級程度のレベルです。大学入試で英語に力を入れていた人であれば取得可能ではありますが、一般的には「高い英語力を持つ」証明となるスコアでもあります。
 
イギリス留学の際に利用されることの多いIELTSとTOEIC700点を比較すると5.0~5.5点、アメリカ留学で使われることの多いTOEFLでは60~80程度と言えます。
 
他の資格と比較すると、TOEIC700点が比較的高いレベルであることがわかります。
 
IELTSのTOEICスコア換算は?試験の違いとどちらを受験すべきかも解説!
リンク
 

TOEIC700点の正答率は?

 
TOEIC700点を取得するためには、どの程度の正答率が必要なのでしょうか。
 
TOEICはリスニング100問、リーディング100問の全200問で構成されており、満点は990点です。正答率のみでスコアが決まるわけではなく、他の受験者の平均点などを加味してスコアが決まるため「これだけ取っておけば必ず700点が取れる」ということはないことに注意してください。
 
目安としては、700点を達成するためには約7割の問題に正答する必要があります。200問のうちの7割ですので、140問以上ということになります。
 
TOEIC700点を目指す人は、普段の学習の際にも「7割以上正答できているか」を目安に考えるようにしましょう。
 

TOEIC700点に必要な英語力

 

 
TOEIC700点をクリアするためには、どの程度のレベルの英語力が必要なのでしょうか。必要な単語数やリーディング力、リスニング力に焦点を当てて説明していきます。
 

必要な単語数

.
 
TOEIC700点に必要な単語数は、5,000語程度です。
 
中学校で学習する英単語は1,200語、高校で学習する英単語は3,000語程度で、大学入試では受験する大学のレベルにもよりますが一般的に4,000~7,000語を学習する必要があります。
 
そのため、「高校の基礎的な内容は問題ない」というレベルの人であれば4,200単語以上が身についていると思うので、800単語程度を学習すればTOEIC700点が見えてきます。
 
「大学入試では難関大学を受験するために高校で学習する以上の単語を勉強した」という人は8,000語程度習得できている可能性もあるため、改めてTOEIC700点取得のために単語の学習をする必要はないかもしれません。
 

リーディング力

 
TOEIC700点を達成するためには、リーディングにおいて高校卒業レベルの文法知識と読解力が求められます。
 
さらに、TOEICではビジネスに関連する英文が出題されるため、ビジネスシーンで使われる表現への理解も深めておく必要があるでしょう。
 
「大学受験で英語に力を入れていた」「英検で準1級を持っている」という人も、ビジネス英語には慣れていない場合もあるため、一通りTOEICのリーディング対策をしておくことをお勧めします。
 

リスニング力

 
TOEIC700点を達成するために必要なリスニング力は、「ある程度の長さの英文を聞いてだいたいの意味がわかる」レベルです。
 
完璧な理解ができなくても、ある程度の内容を掴めるレベルになればTOEIC700点に近づけます。
 
また、リーディングと同じくビジネス英語の理解も必須。ビジネスでよく使われる表現については、発音も含めて学習しておきましょう。
 

TOEIC700点を取るメリット

 

 
TOEIC700点を取るには時間も労力も、場合によってはお金もかかります。「そこまでしてTOEIC700点を目指す価値はあるの?」と思ってしまう人もいるかもしれません。
 
結論から言うと、TOEIC700点取得はメリットが非常に大きいです。
 
ここからは、主に社会人がTOEIC700点を取得するメリットについて解説をします。
 

企業へのアピールポイントになる

 
TOEIC700点を取得することで、就活の際に企業へのアピールポイントとなります。
 
世界的にもグローバル化が進み、多くの企業が海外に進出しています。その中でTOEIC700点を取得しておくことで、「英語で海外とのやりとりができるレベル」であることの証明になります。
 
海外展開を積極的に行っている企業にはもちろん、これから展開を考えている企業に対しても大きなアピールポイントとなるため、TOEIC700点の取得は就活において大きなメリットだと言えそうです。
 

就職・転職の幅が広がる

 
TOEIC700点を持っておくことで、就職や転職の幅が広がります。
 
多くの企業が採用の際に「TOEIC600点以上」など英語力の基準を設けています。
 
特に海外とのやりとりが多かったり出張があったりする部署はTOEIC700点以上を基準とする場合も多いため、TOEIC700点の取得は就職・転職の際に有利になると言えます。
 
TOEICのスコアは就職活動に影響する?目安の点数や具体的なメリットも紹介!
リンク
 

収入がアップする可能性がある

 
TOEIC700点を取得することで、収入がアップする可能性があります。
 
転職サイトの調査によると、TOEIC400~600点台ではスコアの違いによる収入の差がそれほどないのに対して、TOEIC700点以上の人は明らかに収入が高い傾向にあります。
 
企業によってはTOEICのスコアが一定の基準を超えると手当がもらえたり、「マネージャーになるためにはTOEIC700点以上必要」など特定のTOEICのスコアを昇進の条件にしているケースもあり、TOEIC700点の取得は非常にお得です。
 

TOEIC700点を取るために必要な勉強時間

 

 
TOEIC700点を取得するためには、どのくらい学習すれば良いのでしょうか。必要な勉強時間がわかれば、1日に学習すべき学習時間も見えてきます。
 
やみくもに勉強を進めても「いつになったらゴールが見えるのかわからない」「毎日どのくらい勉強すればいいのかわからない」というように、英語の学習自体がストレスになってしまう可能性もあります。
 
そのため、目標達成までの学習時間を把握しておくことは重要だと言えるでしょう。
 
TOEIC700点達成に必要な勉強時間は現在のスコアによって異なります。ここからは、現在のスコアが400点の場合、500点の場合、600点の場合の3つのケースに分けてTOEIC700点達成に必要な勉強時間について説明していきます。
 
自分の現在のスコアに近いものを参考にして、TOEIC700点までにどのくらい学習すべきなのか把握をしましょう。
 

現在のスコアが400点の場合

 
現在のスコアが400点の場合には、TOEIC700点達成までに650~700時間の学習が必要です。
 
1日2時間勉強すれば1年間、1日4時間勉強すれば半年ほどで達成できる計算になります。
 
「いつまでにTOEIC700点を取得したいか」「1日に何時間勉強できそうか」を明確にしてスケジュールを立てましょう。
 

現在のスコアが500点の場合

 
現在のスコアが500点の場合には、400~500時間程度でTOEIC700点に届く可能性が高いです。
 
1日3時間ほど学習すればTOEIC700点までの期間は4~6ヶ月程度。
 
「2ヶ月後までにTOEIC700点を取得しなければならない」など期限が迫っている場合には、勉強時間を増やしたり、英語コーチングなどプロの手を借りるなど、スコアの伸びを加速させる手段を取りましょう。
 

現在のスコアが600点の場合

 
現在のスコアが600点ほどの場合には、TOEIC700点までに200~250時間ほど勉強すると良いでしょう。
 
すでにTOEIC600点を取得できている場合には、問題演習を繰り返すことでTOEIC700点を達成できる可能性も高いです。
 
1日3~4時間程度の学習で、2~3ヶ月で達成できるケースが多いです。
 

勉強時間を増やすために大切なこと

 
TOEIC700点取得までに必要な勉強時間は分かりましたが「そんなに勉強できない」「最初は頑張れるけど、なかなか英語学習が続かない」という人も多いのではないでしょうか。
 
勉強時間を増やすためには、やみくもに勉強するのではなく学習計画を立てたり習慣化をすることが重要。
 
ここからは、勉強時間を増やすために必要なことについて解説していきます。
 

学習計画をしっかり立てる

 
勉強時間を増やすために、学習計画をきちんと立てましょう。
 
目標達成に必要な1日の勉強時間を計算し、自分の1日のスケジュールの中でどの時間に英語学習を行うことができるのか考えます。
 
おすすめは、通勤中や朝起きた後、または食事の前などのスキマ時間を有効活用すること。「まとまった時間で英語の学習をしよう」と考えるのではなく、細切れの時間を上手に使いましょう。
 
さらに、1日・1週間・1ヶ月ごとに行う学習内容のノルマも決めておくことが重要です。
 
「1日にリーディングの問題を100問解く」「1週間に単語を100個覚える」「1ヶ月で問題集を1冊終わらせる」というように、期間ごとに目安のノルマを考えておくことで「何をどのくらい勉強すれば良いのかわからない」ということがなくなります。
 

毎日コツコツを習慣化させる

 
勉強時間を増やすために、毎日コツコツ学習を継続しましょう。
 
1回休んでしまうと、どうしても学習を再開するのは面倒になってしまうもの。
 
忙しい時には1日5分でも構わないので、とにかく休まず継続をすることが重要です。
 

TOEIC700点を取るための学習ポイント

 

 
TOEIC700点を短期間で取得したい人は、効率重視で学習を進めて行きましょう。
 
ここからは、学習効率を上げるために意識しておくべき学習ポイントについて解説をしていきます。
 

基礎的な単語・文法を覚える

 
TOEIC700点を取得するために、基礎的な単語や文法を学習しましょう。基礎的な単語や文法を押さえておくことで多くの英文の内容が把握できるようになり、スコアにもつながります。
 
TOEICで出題されるのは、主にビジネスに関する内容。そのため、特にビジネスに関する基礎的な英単語を覚えると良いでしょう。
 

ディクテーションでリスニング力を上げる

 
ディクテーションとは、音源を聞いて流れてきた内容を書きとる学習法のこと。ディクテーションを行うことで自分が聞き取れていない原因が把握できるため、リスニング力の向上に大いに役立ちます。
 
ディクテーションには全文を書くものと穴埋めの2種類がありますが、英文の難易度と自身の英語力のバランスを見て使い分けるのがおすすめです。
 
ディクテーションで「単語は簡単なのに単語同士がくっついて聞き取れない」「単語自体を知らない」など、聞き取れない原因に合わせて対策をしていきましょう。
 

長文読解力を伸ばす

 
リーディングのスコアを伸ばすために、長文の読解力を伸ばしましょう。
 
具体的には、精読と多読がおすすめ。精読は品詞や文構造に注目して細かく読んでいく学習方法で、多読はとにかくたくさんの英文に触れる学習方法です。
 
どちらか片方では十分ではなく、バランスよく精読と多読の両方を行うことが重要です。
 
精読と多読を繰り返すことで長文読解力がレベルアップするので、コツコツ取り組みましょう。
 

時間配分を考えて解く練習をする

 
TOEIC700点達成に向けて、時間配分を考えて解く練習をしましょう。
 
TOEICは200問を2時間で解くことになるため、スピードが非常に重要。しかし、TOEIC700点を目指している人の中には「全ての問題を時間内に解くことができなかった」という人がとても多いです。
 
時間内に解ける問題が増えると比例してスコアも上がるケースが多いため、大問ごとにかけられる時間を考えた上で時間配分に従って解けるよう練習しましょう。
 

TOEIC700点を取るためにおすすめの勉強法

 

 
ここからは、TOEIC700点を取るためにおすすめの勉強法を紹介していきます。
 
効率よく学習を行うことで目標達成までの時間を短縮することができるので、ぜひ試してみてください。
 

単語

 
単語の学習には、単語帳やアプリを使うのがおすすめです。
 
また、長時間をかけるのではなくスキマ時間を使って細切れに何度も単語学習を行うことで定着度が上がることも覚えておくと良いでしょう。
 
通勤時間や朝起きた後、食事前などタイミングを決めて1日に何度も単語を見直す時間を取るようにしましょう。
 

文法

 
文法の学習には、文法書や動画、オンライン英会話などを使用しましょう。
 
文法書は体系的に学習すべき内容がまとまっているため、「順番に1つずつ自分のペースで学習したい」という人におすすめです。
 
動画は「文字を読むのが苦手」「文法書を読んでも意味がわからない」という人におすすめで、中には有名な予備校講師の授業が見られるサービスもあります。
 
動画で文法学習ができるツールとしてはYouTubeも役立ちます。YouTubeはいろいろな人の文法解説が聞けるのが大きなメリットで、自分の気に入った人や説明が理解しやすいと感じる人から学ぶことができます。
 
オンライン英会話では講師と対話をしながら文法学習ができるので、「アウトプットしながら文法を学習したい」「文法の学習をしながらスピーキング力も高めたい」という人にピッタリです。
 
自分に合う学習法を選び、効率よく文法を身につけましょう。
 

リーディング

 
リーディング対策をする際には、TOEICに特化した問題集などを使用して何度も何度も問題の文章を読み込みましょう。
 
TOEICのリスニング・リーディング問題それぞれのみを収録しているものもあるため「リーディングが特に苦手なので集中的に対策したい!」という人はリーディングに特化した問題集を探してみてください。
 
TOEICの問題はビジネスに関する内容に偏っているため、さまざまな学問分野が出題される英検などと比較すると出題範囲は狭いと言えます。そのため、一度リーディング問題で出てきた単語や表現はまた出題される可能性は非常に高いです。
 
リーディング問題を一度解いただけで終わりにせず、わからない単語がないか、変わった表現の仕方はあるか、文法構造のわからない英文はないか、など、細かい部分まで読み込むのがポイントです。
 

リスニング

 
TOEICのリスニングには、アメリカとイギリスだけでなく、カナダやオーストラリア(ニュージーランド)のスピーカーが登場します。
 
「アメリカの発音は聞き取りやすいけど、イギリスの発音は慣れていなくてなかなか聞き取れない」というように、発音によって理解しやすいものと理解しにくいものがあると感じたことのある人もいるのではないでしょうか。
 
TOEICでは全ての発音に慣れておく必要があります。いろいろな国の発音に慣れるためにも、ポッドキャストやオンライン英会話などを利用すると良いでしょう。
 

TOEIC700点を取るためにおすすめの教材・スクール

 

 
ここからは、TOEIC700点を取るためにおすすめの教材やスクールを紹介します。
 
自分に合った教材を使用することで効果も高まるので、この中から気になるものをいくつか試してみてから、最も合うものを継続して使い続けることをおすすめします。
 

参考書

 
参考書は、特に文法の学習におすすめです。
 
理解しやすい順番に記されている上に、注意すべき細かい部分まで詳細に書かれているので「文法事項を100%しっかり理解したい」という人には特に合う学習法です。リーディング問題の解き方や速読の方法などについて書かれている参考書もあるので、自分の悩みに合わせて選びましょう。
 
サイズによっては持ち運びをして電車内で読むこともできるため、スキマ学習にも向いていると言えるでしょう。
 

問題集

 
問題集では、実際にTOEICで出題される問題の類似問題を解くことができます。
 
たくさん問題演習をしておくことで、時間配分がわかってきたり問題の解き方が理解できたりするメリットがあります。
 
具体的には、TOEIC対策に特化した問題集を使うのがおすすめ。TOEICの傾向にも慣れることができるので、何度も何度も繰り返し解きましょう。
 

アプリ

 
英単語やTOEICに特化したスマホアプリを使い、スキマ時間を利用して学習するのもおすすめです。
 
スマホ1台で学習ができると、通勤中やランチタイムにもTOEIC対策ができるため時間を有効活用できます。さらに、アプリに学習記録が残るものもあるため「ここ1ヶ月毎日勉強できているから、明日は忙しいけど5分だけでも勉強しよう」というようにモチベーションも上がります。
 
手軽に効率的に学習ができるアプリは非常に便利ですので、ぜひ活用してみてください。
 

スクール

 
英語を教えてくれるスクールを利用するのも非常におすすめです。
 
「スクールは英会話ができるようにするために通うんじゃないの?」と思っている人もいるかもしれません。しかし、スクールの中にはTOEIC対策のコースを設けているものもあり、単語や文法などの基礎からTOEICの解き方やコツなどの応用まで身につけることができます。
 
スクールを利用することでTOEIC700点達成までの期間も縮まるので「できるだけ短期間でTOEIC700点を達成したい」「TOEIC700点の期限が迫ってしまっている」という人は、スクールを利用するといいでしょう。
 

TOEIC700点を超えることを目指して勉強しよう

 

 
この記事では、TOEIC700点のレベルや取得のメリット、おすすめの学習法などについて解説をしてきました。
 
TOEIC700点達成にはある程度の学習時間が必要。しかし、高い英語力を示すことのできる指標となるため、取得には大きなメリットがあります。
 
コツコツ学習することで達成可能なスコアですので、自分に合った教材やツールを使って、自分に合った方法で学習を進めていきましょう。
 

Lisa
ライター

Lisa

「英語は楽しい!」という思いを伝えるために、中学校や高校で英語を教えながらライター活動をしています。純ジャパで国連英検A級、英検1級、TOEIC990点を達成しています。独学でもできる英語学習について発信していければと思います。

無料カウンセリングのご予約 電話

完璧で本質的な英語力の習得を目指すなら

無料カウンセリングのご予約