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TOEIC600点のレベルは?難易度やスコアアップのための勉強法も紹介!

2024/02/09

TOEIC600点のレベルとは

 

 
TOEICテストにはいくつか種類がありますが、一般的にTOEICで受験されているのはTOEIC Listening & Reading Testです。
このテストで初心者がまずめざすべき目標点が600点であるとよく言われています。
この600点とはどのくらいのレベルなのか試験での正答数や他の試験との比較から紹介します。
 

TOEIC600点の難易度

 
TOEICテストは990点満点で受験者の英語力を測定します。
ここ最近の受験者の平均点は610点前後です。
そこから比較するとTOEIC600点は平均点より少し下ということになります。
あまり難しくないレベルと感じるかもしれませんが、受験者は各自学習を積み重ねて試験に臨みますから、ある程度の力をつけておく必要があります。
 

TOEIC600点と他の英語試験との比較

 
外国語学習者の外国語運用能力を示す指標にCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)というものがあります。
この指標ではTOEIC600点はB1レベルであるとされています。
B1レベルは、簡単にいうと、「身近な話題や関心のある話題であれば、理解することができ、簡単な文章を書くことができるレベル」です。
 
他の試験でのB1レベルの英語力は
英検でいうと、2級から準1級
TOEFL iBTでは スコア42から71
IELTSでは4.0から5.0
となっています。
 
英検2級から準1級程度といえば、高校から大学中級程度の英語力が必要であると言えます。
 
TOEICとTOEFLの違いとは?スコア・難易度・勉強方法まで徹底比較!
リンク
 

TOEIC600点の正答数はどのくらいなのか

 
TOEIC Listening & Readingテストは990点満点で実施されます。
リスニングテストもリーディングテストも100問で構成されています。
それぞれ、5点から495点、合計で10点から990点で5点刻みで結果が表されます。
 
正答数が直接スコアに直結しているものではなく、統計処理によって換算された得点で示されるため、600点を取るために必要な正答数についてははっきりとはわかりません。
おおよその目標としてそれぞれのセクションで65%程度の正答率をめざせばよいと言われています。
 

TOEIC600点に必要な英語力

 

 

必要な単語数

 
TOEIC600点のレベルが英検2級から準1級と同じくらいであると考えると、必要な語彙数はおよそ4000語から5000語であると思われます。
 
現行の学習指導要領によると、高校卒業段階で4000語から5000語の単語を学ぶとされているので、高校程度の単語力を身につけておく必要があります。
 
ただし、TOEICのテストではビジネス英語が多く使用されるため、ビジネスの場面で使われる単語の学習をしっかり行うようにしましょう。
 

リーディング力

 
リーディングでは基本的な単語や文法が理解できており、その知識をもとに、作者の意図を推測したり、文章の要旨を理解できることが求められます。
 
本文の内容を別の表現方法で言い換えたものが理解できるなど、応用する力も必要とされます。
ビジネスや日常生活での場面に関する出題が多いため、関連する内容を理解する力も必要です。
 
75分で100問と、短時間で解答しなければ時間内に終わらないので、早くたくさん読んで解く力も必要です。
 

リスニング力

 
リスニングでは、高校英語までの基本的な単語や文法の知識があり、短い会話の内容や話者の意図を理解することが求められます。
長い文章や知らない単語が含まれる英文でも、知っている表現から推測したり、文脈から考えて答えにたどり着く力が必要となります。
 
リーディングの方が毎回平均点が低く苦手意識をもっている人が多いようなので、リスニングで7割近く取れる力をつけておくとより安心です。
 

TOEIC600点の社会的な評価

 

 
TOEICは学校や企業の団体受験も含めると、毎年200万人前後の人が挑戦している英語試験です。
その結果が学校や職場で活用されることも多いです。
「大学受験」と「就職・転職の場合」TOEIC600点は次のように評価されます。
 

大学受験の場合

 
2021年にTOEICスコアを大学入試の選抜資料として用いた大学は、330校にものぼっています。
学校や学部によって以下のようにスコアの活用方法も異なります。
 
・推薦入試などの出願資格として
・入試の加点になるものとして
・優遇される参考資料として
・一部の試験の代わりのとして
対象となるスコアが790点という大学もあれば、4~500点という大学もあり、大学や学部によって必要とされる得点が異なります。
またSpeaking&Writingテストのスコアと合計したスコアの提出を求める大学も多くあります。
各大学の募集要項をよく確認してみましょう。
 
大学生のTOEICの平均点は500点前後であると言われています。
その点から考えるとTOEIC600点は平均を越えた英語力を有しているということになるでしょう。
 

就職・転職の場合

 
TOEICのスコアをもっていると、就職・転職活動で有利になります。
場合によっては、スコアをもっていないことがマイナスに働いてしまうこともあるようです。
 
スコア600点は英語スキルとして評価されるレベルであると言われています。
就職や転職の条件としてスコア600点が示されている職場も多くあります。
 
海外と関係する職場では7~800点が求められるなど、職種によっても必要なスコアが異なるので、
希望する職場の情報を確認しましょう。
 

TOEIC600点を取るために必要な勉強時間

 

 
TOEICスコアを600点にするためにどのくらい勉強すればよいかは、現在の得点によっても異なります。
一般的にスコアを100点上げるために200時間から300時間の学習が必要であるとされています。
現在のスコアごとに、学習にかけるとよい時間についてまとめました。
 

現在のスコアが300点の場合

 
100点上げるために200時間から300時間必要であるなら、TOEICスコア300点の人が600点をめざす場合、600時間から900時間の学習が必要となります。
 
学校や仕事の後に勉強をするとなると、時間も限られてきます。
仮に1日2時間勉強できるとすれば、毎日学習して100日から150日の日数が必要ということになります。
 
スコア300点の人は、中学校卒業程度の英語力程度と考えられます。
基本的な英単語や文法の学習から始めていく必要があります。
 

現在のスコアが400点の場合

 
TOEICスコアを400点から600点に上げる場合、400時間から600時間の学習が必要であると考えられます。
毎日2時間ずつ学習するとすれば、200日から300日必要ということになります。
 
TOEICスコア400点の人は中学校卒業から高等学校中級程度の英語力があると考えられます。
ある程度の基本はわかっていると思われますが、語彙も文法もさらなる学習が必要です。
また、出題形式に慣れるようにTOEICの問題を解くこともおすすめします。
 

現在のスコアが500点の場合

 
TOEICスコア500点の人が600点をめざす場合、200時間から300時間の学習が必要とされています。
1日2時間ずつ学習するとすれば、100日から150日必要になります。
 
TOEICスコア500点の人は、高校中級から高校卒業程度の英語力を身につけていると思われます。
600点に近くはなってきていますが、ここから100点伸ばすのに苦労している人も多くいます。
 
TOEICはビジネスの場面での英語も多く出題されているので、ビジネスの場面で使われる英語についても学習を進めていくとよいと思います。
 

TOEIC600点を取るための必要な対策

 

 
先に示したように、TOEICの点を伸ばすにはかなりの時間がかかります。
その中でいかに効果的に対策をしていくかで得点の伸び方も変わってくると思います。
ここでは得点アップのためにどのような対策を取っていくとよいか7つのアイデアを紹介します。
 

基礎的な単語・文法を覚える

 
単語がわからないと英文を聞いても理解できないし、読んでも内容が把握できません。
そう考えると単語力は最優先でつけておきたいところです。
 
TOEIC600点に必要な単語数は4000語から5000語と言われています。
ビジネスで使われる語句も含めて覚えていくようにしましょう。
単語はリスニングでもリーディングでも対応できるように、意味だけでなく発音も確認しておきましょう。
単語の学習と並行して文法の復習も行いましょう。
文法がわかっているとより600点に近づきやすくなります。
TOEICの問題は、中学校レベルの文法を完璧にしておけば解ける問題もたくさんあります。
 
基礎的な文法をしっかり押さえられるよう勉強していきましょう。
 

出題形式に慣れる

 
どのテストに関しても言えることですが、出題形式に慣れておくと学習の成果がより確実に発揮できます。
出題形式を知っておくと、自分の得意な問題、苦手な問題も見えてきて、自分の力の入れるべき場所もわかってくると思います。
 
TOEIC Listening&Reading Test の出題形式は以下の通りです。
 
【リスニング】45分/100問 ※放送はすべて1度のみ

Part1 写真描写問題 写真の内容を最も適切に表している英文を選ぶ 6問
Part2 応答問題 質問または英文に対する最も適切な応答文を選ぶ 25問
Part3 会話問題 2人または3人の会話を聞き、その内容に関する質問の答えを選ぶ
※質問文と選択肢は印刷されています
※1つの会話につき質問は3問あります
39問
Part4 説明文問題 アナウンスやナレーションを聞き、その内容に関する質問の答えを選ぶ
※質問文の選択肢は印刷されています
※1つの説明文につき質問は3問あります
30問

 
【リーディング】 75分/100問

Part5 短文穴埋め問題 短文中の空欄に最もふさわしいものを選ぶ 30問
Part6 長文穴埋め問題 長文中の空欄に最もふさわしい語句を選ぶ
※1つの文章につき空欄が4つあります
16問
Part7 読解問題 1つまたは複数の文章を読み、それに対する質問の答えを選ぶ 54問

 

リーディングでは自信がない問題に時間をかけない

 
リスニングテストは音声に従って進めていく必要がありますが、リーディングテストでは自分のペースで問題を解くことができます。
そこで、どの問題にどのくらい時間をかけて行うか、作戦を立てることをおすすめします。
 
リーディングテストの問題をいくつか解けば、自分の解きやすい問題や苦手な問題がわかり、対策が取りやすくなります。
自信がない問題には時間をかけずにさっと解答を済ませましょう。
その分得意な問題にじっくり取り組むようにすれば得点につながると思います。
 

本番を想定した問題を解く

 
単語や文法の学習が進み、自信がついてきたら、本番を想定して模試などに取り組みましょう。
本番を想定した問題を解くと次のようなメリットがあります。
 
時間配分を考えることができる
 
・どのくらい集中力が続くかなど、自分のテスト中の状態を知ることができる
・2時間続けて解くことで集中力を養うことができる
TOEICテストでは誤答はスコアに影響せず、正答数のみでスコアを計算します。
2時間ですべての問題に答えることができるように練習することをおすすめします。
 

勉強時間を確保する

 
先に述べたとおり、TOEICのスコアを上げるにはかなりの時間が必要となります。
さまざまな対策をしていくのにも時間が必要です。
そのため、1日の中でうまく勉強時間を確保することも重要です。
 
TOEICを受験する人は、学業や仕事とTOEICの勉強を両立して行わなければなりません。
じっくり机に向かう時間が十分に取れないこともあると思います。
スキマ時間ができたら単語学習や英語の音声にふれる、リーディングは机に向かってじっくり解くなど、工夫して勉強時間を確保していきましょう。
 

英語を読むことに慣れる

 
TOEICテストではリーディングテストの方が平均点が低く、苦手と感じている人が多いようです。
リーディングの得点を上げたい人も多くいることと思います。
得点アップのためには英語を読むことに慣れることが近道です。
 
読むことの練習方法としては、多読、精読、速読の3種類があります。
 
多読とは「たくさん読むこと」です。
自分の興味のある分野の雑誌や新聞、Webの記事などのなかで、自分の力で読めそうなものを読んでみましょう。
読む量を増やすことで読むことにも慣れることができますし、新しい単語を覚えることもできます。
 
精読とは「一文一文詳しく読む」ことです。
単語の意味、文法などに気をつけて英文ごとの意味を考えていきます。
文どうしのつながりが理解できたり、論理の流れをつかむことができるようになります。
 
速読とは文字どおり「速く読む」ことです。
知っている単語や文法を手がかりに文章の概要や話の流れを読み取ります。
練習を繰り返すことで、英文の処理速度が上がっていきます。
英文を読むときに目標時間を決めて読むようにするといいです。
 
3つの読み方はどれもバランスよく行うことで、リーディングの力が上がっていきます。
 

英語を英語のまま理解する

 
-TOEICテストはリスニングもリーディングも時間との闘いです。
英語と日本語は語順が違うので、日本語の文法に合うように訳していては時間がかかり、時間内に解答するのが難しくなります。
英語を英語のまま理解することができるようになると、英文理解のスピードが上がり、速く解答できるようになります。
 
英語を英語のまま理解する練習としては、
 
・英文を前から読んでいく
・シャドーイングをする
以上の2つの方法がおすすめです。
 
「英文を前から読む」とは、英文を読み取るとき、1語または数語のまとまりごとに英文を前から後ろに向けて意味をとらえていく方法です。
日本語と語順が異なるので、前から読み進めながら文としての意味を考えるのは難しいかもしれません。
しかし慣れれば英文を理解するスピードが確実に上がります。
 
「シャドーイング」とは音声が聞こえてきた直後に、追いかけるようにして繰り返して読むことです。
正しい単語の発音が身についたり、英語特有のスピードや強弱、イントネーションなどにも慣れることができます。
練習を重ねることで、英語を英語のまま理解できるようになり、リスニングの力がアップしていきます。
 

TOEIC600点を取るためにおすすめの勉強法

 

 
TOEIC600点をめざすには、単語や文法の基本的な内容を勉強するとともに、各分野の試験問題に合わせて対策をしていく必要があります。
ここでは単語、文法、リスニング、リーディングの4つに関するおすすめの勉強法を紹介します。
 

単語

 
単語を多く知っていると、リスニングでもリーディングでも英文の理解が早くなります。
知っている単語から類推して答えにたどり着くことも可能です。
単語を勉強するにあたって、押さえておきたいのは次の2つです。
 
・高校生レベルまでの基本的な単語
・ビジネスの場面で使用する単語
英単語の勉強をしていくにあたって、なかなか覚えられないという声もよく聞きます。
しかし知っている単語が多ければ多いほどリスニングもリーディングも解きやすくなるので、単語の勉強を最優先に行うことをおすすめします。
 
単語の勉強方法でおすすめなのは次の3つです。
・TOEIC専用の単語集を使って勉強する
・1つの単語に何度もふれることができるよう計画して勉強する
・音声も聞き、単語の読み方まで知っておく
TOEICでは高校生レベルの単語に加えてビジネスの場面で使われる単語が出題されます。
これらを学ぶには、TOEIC専用の単語集が必要です。
初心者から中級者向けの単語集を用意して学習していきましょう。
 
「単語が覚えられない」を克服するためには、「同じ単語に何度も触れる」ことをおすすめします。
毎日違う単語を10個ずつ10日間かけて100個覚えるよりは、100個の単語を10日間繰り返して勉強する方が定着率が高くなります。
単語学習は毎日行ことにし、試験までの期間と覚えたい単語数から見通しを立てて、計画的に勉強を進めましょう。
 
また、単語を学習する際、必ず音声も聞き、発音も確認しておくとリスニングの対策にもなります。
単語個々の発音はもちろんですが、英文の中で発音されたとき、どのような音になるかもチェックしておきましょう。
 

文法

 
TOEIC600点に向けての勉強で、単語に次いで重要なのが文法です。
リーディング問題では、文法の知識が問われる問題もあります。
まずは中学校レベルの文法から、そして余裕があれば高校で学習する文法も勉強しておきましょう。
 
Part5の短文穴埋め問題は、文法的な知識を問う問題です。
以下のような内容をしっかり押さえておきましょう。
 
・名詞・動詞・形容詞・副詞などを使った英語のフレーズ(語順)
・動詞の形の変化(時制や態に合わせた動詞の使い方)
・代名詞の正しい使い方(格変化)や代名詞の指示するもの
・接続詞や前置詞の使い方
・イディオム
その他のパートでも、文法の知識があることで英文が理解しやすくなります。
問題集を繰り返し解くなどして、それぞれ確実に理解できるようにしましょう。
 

リーディング

 
リーディングテストについてはパートごとに問題の傾向が異なります。
パートごとの勉強方法を紹介します。
 
【Part5】
Part5は短文の穴埋め問題です。
基本的な文法の問題集や参考書を1冊用意し、マスターするまで取り組みましょう。
文法やイディオム、綴りや意味が似ている単語をまとめるなどし、人に説明できるレベルまで理解できるように取り組みましょう。
自信がついたら練習問題に取り組みましょう。
リーディングはPart6、Part7に時間がかかるので、なるべく短時間で30問を解けるようにしましょう。
 
【Part6】
Part6では空所のある少し長い英文に単語やフレーズ、英文を補っていきます。
英文を補う問題では、文脈を捉える力も問われます。
多読や精読を通して読み取る力を養うことも必要です。
また、問題文の日本語訳を読んで話の展開を確認しながら勉強することも有効です。
 
【Part7】
Part7ではメール、ホームページ、お知らせ文など、分量の多い英文を読み、内容に関する問いに答えていきます。
圧倒されるほどの英文を限られた時間で読んでいく必要があるので、速読の力も必要とされます。
また、いくつかのパラグラフで書かれている文章では、その構成を理解することで内容理解も早くなります。
日本語訳も参考にしながら、文章全体の構成、パラグラフ内の構成についてもチェックしていきましょう。
 
TOEICはスコアで英語力が評価されるため、600点をめざす人には難しく感じる問題も含まれます。
問題集などで傾向や難易度を知り、自分がどの問題に時間をかけて取り組むかもなどの対策もあらかじめ考えておきましょう。
 

リスニング

 
リスニングを勉強する場合、英語の音に慣れることが最も重要です。
日本語とは異なるリズム、イントネーション、音の変化、スピードに慣れることで試験にも対応しやすくなります。
リスニング対策として以下の方法をおすすめします。
 
・問題集などの音声をたくさん聞く
・音読、シャドーイングで英語を声に出す
・ディクテーションをする
まずはたくさん英語の音声を聞くことで、耳を英語の音声に慣らしていくことをおすすめします。
移動中やちょっとしたスキマ時間にも気軽に取り組めるのでやってみましょう。
 
耳がある程度慣れてきたら、音読やシャドーイングをして声に出してみましょう。
英語特有のイントネーションやリズムをより感じることができると思います。
 
聞こえてきた英文を書き取るディクテーションを行うと、より正確に自分の聞き取る力を試すことができます。
動詞の形や前置詞などにも意識が向くようになるので、リーディングの対策にもつながります。
 
TOEICの勉強法を徹底チェック!スコアアップするために必要な学習方法とは?
リンク
 

TOEIC600点を取るためにおすすめの教材・スクール

 

 
TOEIC600点の得点を上げるにはたくさんの時間がかかります。
先に挙げたとおり、さまざまな力を身につけていく必要があるので、自分に合った教材やアプリ、スクールを選択し、効率的に対策を取ることも必要です。
 
ここでは、TOEIC600点対策におすすめの参考書、問題集、アプリ、スクールを紹介します。
 

参考書

 
・「TOEIC L&R TEST 出る単特急銀のフレーズ」
・「TOEIC L&R TEST 出る単特急金のフレーズ」
TOEIC頻出単語が網羅されており、学習者におすすめの参考書です。
「銀のフレーズ」は600点に満たない受験者が基本単語を学習するのに役立ちます。
「金のフレーズ」は600点以上をめざす人向けです。「600点」「730点」などレベルごとにまとめられているので、自分のレベルに合わせた勉強ができます。
 
・「世界一わかりやすいTOEICテストの授業 リスニング」
基本的な単語や文法を覚えたのに聞き取れないという人におすすめの問題集です。
日本人の聞き取りにくい音について詳しく解説してあるので、英語の音声の特徴を理解しながら学習を進めることができます。
CDが2枚ついているので、何度も繰り返し聞くことで得点アップにつながります。
 

問題集

 
・「TOEIC L&R TEST 文法問題出る1000問」
中学校レベルの英文法が理解できているのであれば、この問題集がおすすめです。
Part5、Part6の語句補充問題に特化した練習ができる問題集です。
問題数も豊富なので、この1冊を解いて理解すれば、かなり自信がつくと思います。
 
・「TOEICテスト 中学英文法で600点!」
中学校レベルの文法に不安があるという人はこちらの問題集でまず中学校の文法を復習しましょう。
 
・「公式TOEIC Listening & Reading 問題集8」
公式が出している問題集で、リスニングの音声は、本番と同じナレーターの声で収録されています。
リスニング対策として、何度も繰り返して聞くことをおすすめします。
学習を終えてすべての問題を通して取り組むときに活用しましょう。
 

アプリ

 
最近はアプリを使って学習するという人も増えています。
アプリの良さはAIがその人に合った問題を提供してくれるので、より効率的に対策できるという点にあります。
無料のものと有料のものがあるので、自分に合ったものを選択しましょう。
 
・「TOEICテスト対策 AI学習のSanta」
AIがその時点での予想得点を計算し、その人に合ったカリキュラムを提供します。
無料で単語学習、文法講義の動画視聴、ミニ模試などさまざまな学習ができ、このアプリ1つでTOEICの勉強が完結できるように作られています。
 
・「スタディサプリEnglish TOEIC L&S TEST対策アプリ」
最短5分の講義動画があるなど、スキマ時間に取り組める工夫がされており、忙しい社会人などにおすすめです。
優良な講師陣の講義がたくさん聴けることも魅力です。
TOEIC L&S TEST 20回分もの豊富な実践問題が用意されており、たくさんの練習を積むことができます。
こちらは1週間のお試しができますが、すべて有料プランとなります。
 
・AI英語教材 abceed
AIがレベルにあった問題を出題してくれるだけでなく、間違えた問題については最適なタイミングで再出題してくれるので、弱点対策が効率的にできます。
スキマ時間に学習したいという人におすすめのアプリです。
有料のアプリですが、一部無料で利用できます。
 

スクール

 
参考書や問題集、アプリ等で独学で勉強して600点にたどり着くのが難しいと感じる人は英会話スクールを利用するのも1つの手です。
講師の適切な指導を受けることで効率的に得点アップできますし、モチベーションを保つ手助けもしてくれます。
 

TOEIC600点を超えることを目指して勉強しよう

 

 
この記事ではTOEIC600点の難易度や学習方法などについてお伝えしました。
TOEIC600点はある程度の英語が使えると世間に認められる資格です。
600点を持っていると、大学入試で優遇されることもありますし、就職や転職でも有利に働きます。
600点を超えるにはたくさんの時間が必要ですし、工夫して準備していくことが必要です。
自分に合った勉強方法を見つけ、600点超えをめざしてがんばってほしいと思います。
 

MIE
ライター

MIE

大学で英語教育について勉強し、その後20年以上中学校の教員として沢山の生徒に関わってきました。現在は中学校で講師をしつつ、記事執筆活動を行っています。これまでの経験を活かして、読者様のニーズに合ったわかりやすい記事を書いていきたいと思います。

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