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TOEICへのこだわりを捨てることも時には重要な理由

2019/07/13

TOEICへのこだわりを捨てることも時には重要な理由

日本の学生はTOEICへのこだわりが強く感じます。就職や進学に役立つと学習塾などで言われるため、鵜呑みにしすぎてはいませんか。今回は、TOEICへのこだわりを捨てることも時には重要な理由についてお伝えします。

 

国内では重要でも海外では不要

TOEICのスコアと言うのは、国内では役立つことはありますが、海外では役立たないことが多いことをご存知ですか?

 

TOEICは日本では有名な英語試験になりますが、東アジア以外ではほとんど知られていない試験になります。日本国内で英語能力を測るために最も人気があることは事実ですが、海外レベルの試験としては認められていないということです。

 

グローバル化に伴い日本人の英語力向上が求められている中で、実際に通用する英語力はTOEICでは測れていません。英語の勉強イコールTOEICでは危険です。実用性のある英語力が必要とされている中で、TOEICへのこだわりを強めるのはオススメができません。

 

現代必要とされる英語力

2020年の教育改革で英語は2技能(リーディングとリスニング)から4技能(リーディング・リスニング・スピーキング・ライティング)への対策が必要となる環境となります。

これも、グローバル社会では2技能だけではコミュニケーションが取れないと国が判断した状況でもあります。外国人とコミュニケーションを取ることであれば、TOEICの勉強方法は非効率とも言えます。また、TOEICでハイスコアを獲得できても、外国人と会話が出来ないといった話はよくあります。

 

ハイスコアの意味をなしていないとも言えるでしょう。ビジネスシーンで会話が行えなければ、ビジネスチャンスは他の企業や他の国に取られる可能性が高くなり、シェアを拡大できなければ致命的だということです。

 

コミュニケーション能力を高めるのであれば、4技能を学ぶことが重要です。

総合的な英語力が身につけば自然にTOEICでもハイスコアが獲得できる準備を行えます。逆を言えば、2技能を高めたとしてもTOEFLやIELTSでのスコアアップは目指せません。

なぜ、いまグローバル社会で使える英語力が求められているのか考えれば、TOEFLやIELTSでハイスコアを目指すことが重要なのかも理解できるはず。これからは、実用性のある英語を学ぶことをオススメします。

 

まとめ

国内大学進学や就職希望の会社規定でTOEICの最低700点や800点以上が必要であれば、TOEICに特化した勉強をしても良いと思います。

しかし、将来的に使える英語力を身に着けるのであれば、TOEFLやIELTSのスコアアップを目指す4技能を高める勉強方を取り入れた方が効率的です。そうすることで、英語への理解力も高まり、自然にTOEICのスコアアップにも繋がることになるでしょう。

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